【2020全日本トラック】現地リポート 〜田村響華編〜
2020.11.16
けいマルガールズの田村響華です。
11月5日〜8日に、群馬県・ヤマダグリーンドーム前橋にて開催されていた「第89回全日本自転車競技選手権大会」
わたしは最終日に現地取材へ行ってきました!
最終日にやっていた種目は
・個人パーシュート
・タイムトライアル
・ポイントレース
その中で多くの競輪選手が出場した『タイムトライアル』について、まずは書きたいと思います。
『タイムトライアル』は、その名の通り、ゴールするまでの所要時間で順位を決める競技で、ホームストレッチから1選手とバックストレッチから1選手がそれぞれスタート。
男子は1km、女子は500mを走行します。
初めて見る『タイムトライアル』の率直な感想は、速すぎて目が回るかと思いました…
写真ではとらえられません!
かろうじてブレていない写真をご覧ください
こんなに近くで、しかもバンクの内側からレースを見るのは初めてなので大興奮!
(よく見るとハンドルが普段見ている競輪と違う!!)
寺崎浩平選手の登場です!
かなり連写しましたが、やはりブレるっ!笑
「あれ!?なんか早い気がする!?」と思って、電光掲示板を見たら“現在1位”でした!
そして結果は、1分2秒374!!
大会記録更新!!!!
すごい!!!!
その次に登場した小原佑太選手
小原選手もブレるっ!!
手袋の色と靴の色が違うから、なんとなくわかりますよね!?笑
1分2秒260!!!
先ほど寺崎選手が出した大会新記録を更新!!
すごすぎてマスクの中で、ニヤニヤが止まりませんでした!
このあと、大学生の中野慎詞選手も1分2秒011で小原選手の大会記録をまた更新!
その中野選手の記録を新田祐大選手が、1分1秒551でまたまた更新!!!!
怒涛の大会記録更新に大興奮!
えっ!?
新田選手が倒れ込んでる???
あんな苦悶な顔して、何があったの!!!???
高橋晋也選手に解説してもらいました。
『タイムトライアル』が終わったあとは、歩けないレベルの激痛なんです。
どんな感じかは言葉で言い表せないんですけど、なんか破裂しそうな感じで、めちゃくちゃ痛いです笑
倒れ込んで、その後また自転車を漕ぐのはナゼですか?
自転車に乗って血液を流したほうが、痛いけど、ラクになるのが早いんです。
でも痛すぎて、自分はすぐ横になっちゃいます…
わたしは階段を上っただけで、足が痛くなるのに…
想像できない…
この『タイムトライアル』で優勝した新田選手の共同インタビューに行ってきました。
自分のベストタイムを1秒以上更新したらしく、東京オリンピックに向けて、成長し続けていることが実感できたそうです!
(ちなみにこの種目では10年ぶりの日本一なんだって!)
インタビューを聞いて、わたしが特に驚いたのは、この3つです。
① 新田選手の脚力は、700kgの軽トラックを蹴り飛ばすくらいの力がある
② 太ももは64cmぐらい。細い方です(笑)
③ 『タイムトライアル』を走った後の痛みは、両足を鉄パイプで、みんなにずっと叩かれ続ける感じ
痛みの話はコワすぎます…
目の前で新田選手の走りをみて、ますます応援したくなりました!
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