【世界選手権】佐藤水菜選手がケイリンで2年連続銀メダル獲得!!

2022.10.17

10月12日〜16日、フランス・サン=カンタン・アン・イブリーヌで「2022世界選手権トラック」が行われました。

この大会に男子6名、女子4名の計10名の競輪選手が出場。

 

【男子】

山崎賢人選手(長崎/111期)

橋本英也選手(岐阜/113期)

小原佑太選手(青森/115期)

寺崎浩平選手(福井/117期)

窪木一茂選手(福島/119期)

太田海也選手(岡山/121期)

 

【女子】

太田りゆ選手(埼玉/112期)

梅川風子選手(東京/112期)

佐藤水菜選手(神奈川/114期)

内野艶和選手(福岡/120期)

 

 

第2日目に行われた男子スクラッチで、窪木一茂選手が銀メダルを獲得!!

 

世界選手権の中長距離種目において、競輪選手の銀メダル獲得は史上初の快挙!

この結果をもって、窪木選手は10月15日付でS級2班へ特別昇級することとなりました。

 

※参考:競輪に係る業務の方法に関する規程第816(3)

オリンピック競技大会及び世界選手権自転車競技大会の自転車競技トラック種目において3位までに入賞したとき。

 

一番左の白いジャージが窪木選手

 

◆ 窪木選手のコメント

世界選手権でのメダルは初めてなので、本当にうれしいです。

最終周回で自力を出すことができなかったことが、金メダルに届かなかった原因だと思います。

しかし、最後の半周の追い込みは、競輪で培ったものだと思います。

 

日本チームのサポートのおかげで体調も万全でした。

チームパシュートでパリオリンピックを目指しますが、他の種目でも良い成績が出せるよう、これからもコツコツ頑張っていきたいと思います。

 

日本より、いつも応援ありがとうございます。

競技と競輪が日本で人気になるように、そして結果を出せるように、また僕は頑張ります。

 

 

最終日に行われた女子ケイリンでは、佐藤水菜選手が銀メダルを獲得!!

昨年の同大会に続き、2年連続での銀メダル獲得を果たしました。

 

中央の白いジャージが佐藤選手

 

◆ 佐藤選手のコメント

バックでは「あとちょっと」に見えていましたが、抜けなかったのは、彼女(優勝したリー・ソフィー・フリードリッヒ選手)が強かったし、「私も頑張らなきゃな」と思いました。

1回戦、2回戦、準決勝と良い走りができていたからこそ決勝はすごく悔しかったです。

(金メダルを)獲れる位置」まで行きましたが、獲れなかったのは自分の弱さだと思います。

金メダルを獲るためには何が必要か、このあとコーチとしっかり話します。

 

「今年こそ獲りたかった」というのが本音ですが、まだまだ私が強くなっていく姿をこれから見てもらえると思います。

オリンピックに向けて、まずは良い走りができたと思うので、これからも応援よろしくお願いします。

 

 

 

1kmタイムトライアルでは、小原佑太選手が“59796”の日本新記録を樹立!

これまでの記録は、中川誠一郎選手の1分00秒017。

日本人初の“1分切り”を達成しました。

 

 

また、梅川風子選手、太田りゆ選手、佐藤水菜選手が出場した女子チームスプリントでも、48秒074の日本新記録を樹立しました。

 

左から佐藤水菜選手、太田りゆ選手、梅川風子選手

 

 

<競輪選手の結果まとめ>

 

◆ 男子ケイリン

6位   寺崎浩平選手

13位 山崎賢人選手

 

◆ 男子1kmタイムトライアル

6位 小原佑太選手

 

◆男子チームパシュート

9位 松田祥位選手・窪木一茂選手・今村駿介選手・兒島直樹選手

 

◆ 男子スクラッチ

2位 窪木一茂選手

 

◆ 男子マディソン

7位 窪木一茂選手・今村駿介選手

 

◆ 男子エリミネーション

16位 橋本英也選手

 

 

◆ 女子ケイリン

2位 佐藤水菜選手

 

◆ 女子チームスプリント

7位 梅川風子選手・太田りゆ選手・佐藤水菜選手

 

◆ 女子ポイントレース

13位 内野艶和選手

 

 

✅「2022世界選手権トラック」の詳しいレースリポートはMoreCADENCEをチェック!

 

 

次回は、11月から開幕する「2022UCIトラックチャンピオンズリーグ」。

現時点では、中野慎詞選手(岩手・121期)と内野艶和選手が出場予定です。

引き続き、自転車競技 日本代表選手の活躍に注目です!

 

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