地元・山口拳矢選手が史上最速GⅡ優勝!!「共同通信社杯」

2021.09.21

9月17日(金)〜20日(月・祝)、岐阜競輪場で行われたGⅡ「第37回共同通信社杯」。

 

 

優勝したのは、山口拳矢選手

 

昨年5月29日のデビューから、最速でのGⅡ優勝記録を更新!!

※479日(デビュー初日を含まない)で達成し、深谷知広選手の524日(デビュー初日を含まない)の記録を45日短縮させた。

 

10年ぶりの地元・岐阜でのビッグレース開催で、偉業を成し遂げた。

 

 

中部地区からただ一人、決勝に進出した山口選手。

S級S班5選手らを相手に、単騎で戦うこととなった。

 

最終2コーナー、7番手から捲って一気に先頭へ迫る。

新田祐大選手に牽制されるもスピードは衰えず、ゴール前で捲り切って1着ゴール!

 

 

優勝賞金2,269万円(副賞含む)を手にし、獲得賞金ランキングで8位に浮上。

 

KEIRINグランプリ2021」出場権獲得圏内となった。

 

※9月21日(火)現在の獲得賞金ランキング

 

 

山口選手はレース後、喜びを表しながら、年末のKEIRINグランプリを見据えて気の引き締まるコメントも。

 

ゴールした後、(無観客で)静かだったので、「(優勝したのが)本当に自分かな?」って不安になりました笑

準決勝からは中部が1人になって、自分が思っているよりもプレッシャーがありました。

でも二次予選からは修正できて、自分にツキが回ってきていると思う部分があったので、運が良かったです。

 

獲得賞金で、やっと(グランプリ出場権獲得争いで)いい勝負ができるところまで来たかなと思います。

年末まで気を抜かずにいきたいです。

ビッグレースももちろん、FⅠも取りこぼさないように一戦一戦しっかりやっていきたいです。

 

※優勝した山口選手へのインタビュアーは、元競輪選手でKEIRINグランプリを2度制した、父の山口幸二さん。

涙ながらに「親父の言葉で言わせてください、すごい!!」と山口選手を称したシーンは、ファンに大きな感動を与えた。

 

 

レース結果

1着:2番車 山口拳矢選手

2着:9番車 平原康多選手

3着:4番車 鈴木裕選手

4着:3番車 新田祐大選手

5着:5番車 守澤太志選手

6着:6番車 杉森輝大選手

7着:1番車 清水裕友選手

8着:7番車 郡司浩平選手

9着:8番車 新山響平選手

 

 

 

 

若きスターのGⅡ制覇で、一層盛り上がりを見せる「KEIRINグランプリ2021」出場権獲得争い。

 

残すビッグレースは、GⅠが2つ。

次回は10月21日(木)〜24日(日)に弥彦競輪場で行われる「第30回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」。

 

優勝してグランプリ出場権を獲得するのは誰なのか!?

 

獲得賞金ランキングの行方にも、引き続き注目していく。

 

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