古性優作選手が地元開催で連覇!『第74回高松宮記念杯競輪(GⅠ)』

2023.06.19

6月18日(日)、岸和田競輪場で『第74回高松宮記念杯競輪(GⅠ)』の決勝が行われました。

 

レースを制したのは、地元の古性優作選手

昨年の同開催に続き、連覇を達成しました。

しかも今年は『読売新聞社杯全日本選抜競輪(GⅠ)』に次いで、すでに2度目のGⅠ制覇。

古性選手の勢いが止まりません。

 

 

古性選手は開催初日(6月13日)の1走目に落車のアクシデントがありましたが、2走目以降は全て1着でゴールし、地元(ホームバンク)開催での優勝を果たしました。

※再乗して8着でゴール

 

レース後の“近畿ライン”3選手。
写真左から、8番車・稲川翔選手、7番車・古性選手、1番車・脇本雄太選手。

 

■優勝インタビュー

初日に落車して、本当にお客さんに迷惑を掛けてしまいました。

申し訳なかったです。

ですがここまで、お客さんの声のおかげで、なんとか自分の精神状態を保って走ることができました。

(満員の岸和田競輪場)これだけのお客さんの前で優勝できたことが嬉しいです。

 

 

表彰式では涙が止まらず、何度も顔を拭いました。

 

 

古性選手は優勝賞金4,590万円(副賞込み)を獲得。

今年の獲得賞金額を1億2,175万500円とし、ランキング1位に浮上しました。

※2023年6月19日現在

 

 

【レース結果】

1着:7番車 古性優作選手(大阪・100期)

2着:3番車 佐藤慎太郎選手(福島・78期)

3着:8番車 稲川翔選手(大阪・90期)

4着:5番車 松浦悠士選手(広島・98期)

5着:4番車 山田庸平選手(佐賀・94期)

6着:1番車 脇本雄太選手(福井・94期)

7着:2番車 郡司浩平選手(神奈川・99期)

8着:6番車 松井宏佑選手(神奈川・113期)

9着:9番車 新山響平選手(青森・107期)

 

 

 

【優勝者・古性優作はこんな選手】

 

 

1991年2月22日生まれ、大阪府大阪市出身。現在32歳。

大阪府所属、ホームバンクは岸和田競輪場。

 

7歳からBMXを始め、2006年から2008年の『全日本BMX選手権大会』で3連覇を達成。

2011年に競輪選手としてデビューしました。

2021年の『オールスター競輪(GⅠ)』でGⅠ初制覇を達成し、グランプリ出場権を獲得。

初出場した競輪界の頂上決戦『KEIRINグランプリ2021』で、見事優勝を飾りました。

2022年は『読売新聞社杯全日本選抜競輪(GⅠ)』、『高松宮記念杯競輪(GⅠ)』を優勝。

今年は、そのどちらの開催でも連覇を達成し、いち早くグランプリへの切符を手にしています。

 

どれだけ良い結果を残しても、「攻める姿勢」を見せ続ける近畿のエース。

今後も古性選手の活躍から目が離せません!

 

◆ インタビュー記事「SS列伝

◆ 詳しいプロフィールや出走情報はコチラ

 

 

次回のビッグレースは、7月15日(土)〜17日(月・祝)に函館競輪場で行われる『第19回サマーナイトフェスティバル(GⅡ)』。

優勝し、獲得賞金を積み上げる選手は誰なのか!?

引き続き『KEIRINグランプリ2023』に向けた戦いに、注目です!

 

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