7月17日(月・祝)、函館競輪場で『第19回サマーナイトフェスティバル(GⅡ)』の決勝レースが行われました。

優勝したのは、松浦悠士選手。

『サマーナイトフェスティバル』開催史上初の3連覇を達成しました。

3月の『ウィナーズカップ(GⅡ)』に続き、今年2度目のGⅡ優勝。

優勝賞金1,400万円を獲得し今年の獲得賞金額を8,479万4,500円に積み上げ、2023年7月18日(火)現在、獲得賞金ランキングでは3位に位置しています。

黒の2番車が松浦選手

松浦選手は決勝レースで、S級S班の脇本雄太選手と初めて連携。

優勝インタビューではその感想も口にし、終始「脇本さんは、”強い”」と語りました。

『サマーナイトフェスティバル』は相性の良い開催で、函館競輪場も好きなので、緊張感というより、安心感を持って臨むことができました。

——脇本雄太選手の“番手”に付いて

過去に脇本さんの“番手”に付くことのできた機会もありましたが、その時は自分の持ち味で戦いたかったので、“番手”に付く選択はしませんでした。

ですが、脇本さんの強さや人柄を知っていくうちに選手として尊敬できる人だと思いましたし、今回は“番手”で戦うことを選択しました。

脇本さんは日本一強い選手なので、信頼して、連携を外さないことだけを考えて、その中で自分のできる仕事があればという思いで走りました。

【レース結果】

1着 2番車 松浦悠士選手（広島・98期）

2着 1番車 脇本雄太選手（福井・94期）

3着 7番車 松井宏佑選手（神奈川・113期）

4着 5番車 山田英明選手（佐賀・89期）

4着 8番車 山口拳矢選手（岐阜・117期）

6着 9番車 平原康多選手（埼玉・87期）

7着 6番車 神山拓弥選手（栃木・91期）

8着 3番車 新田祐大選手（福島・90期）

9着 4番車 佐々木悠葵選手（群馬・115期）

【優勝者：松浦悠士はこんな選手】

1990年11月21日 広島県広島市生まれ、現在32歳。

広島県所属、ホームバンクは広島競輪場。

幼少期から中学生までは水泳を行い、高校から自転車競技をスタート。

好きな自転車を職業にできるならと、競輪選手を目指すことを決意。

2010年に98期としてデビューしました。

2019年11月の『競輪祭(GⅠ)』で悲願のGⅠ初制覇を果たし、同年の年末から4年連続で『KEIRINグランプリ』に出場中。

毎年ビッグレースを制覇し、年間を通して安定した成績を残しながら、競輪界の最強ランク・S級S班の座を保持しています。

笑顔のあふれる優しい人柄で、ファンからも愛されている選手です。

『KEIRINグランプリ2023』もすでに射程圏内。

今年後半も活躍を見せて、5年連続のグランプリ出場権を獲得するのか！？

◆インタビュー記事「SS列伝」

次回のビッグレースは、8月15日(火)〜20日(日)に西武園競輪場で行われる『第66回オールスター競輪(GⅠ)』。

GⅠを制し、『KEIRINグランプリ2023』への切符を手にするのは誰なのか！？

開催をお楽しみに！