『共同通信社杯(GⅡ)』深谷知広選手が9年ぶりのビッグレース制覇!

2023.09.19

9月18日(月・祝)、青森競輪場で『第39回共同通信社杯(GⅡ)』の決勝レースが行われました。

 

優勝したのは、深谷知広選手

ビッグレース制覇は、2014年8月の『サマーナイトフェスティバル(GⅡ)』以来、約9年ぶり。

通算4度目のGⅡ優勝を果たしました。

 

黒の2番車が深谷選手

 

レース後、喜びの思いを口にした深谷選手。

 

 

力が落ちていて勝つことができていませんでしたが、いい練習ができて力が付いていると感じていました。その中で勝つことができて良かったです。

 

(渡邉雄太選手との)連携は何度もありましたが、GⅡの決勝での連携は初めてでした。

力はわかっているので、うまく発揮すれば互いにチャンスがあると思っていました。

 

新山(響平)君までは届かないかと思いましたが、がむしゃらに踏んで、どんどんと詰まってきたので、行けるかなと感じました。

優勝できてすごく嬉しいです。

 

 

 

【レース結果】

1着 2番車 深谷知広選手(静岡・96期)

2着 1番車 新山響平選手(青森・107期)

3着 6番車 隅田洋介選手(岡山・107期)

4着 8番車 佐々木豪選手(愛媛・109期)

5着 7番車 渡邉雄太選手(静岡・105期)

6着 9番車 南修二選手(大阪・88期)

7着 5番車 嘉永泰斗選手(熊本・113期)

8着 4番車 三谷竜生選手(奈良・101期)

9着 3番車 清水裕友選手(山口・105期)

 

 

 

【優勝者:深谷知広はこんな選手】

 

 

1990年1月3日 愛知県安城市生まれ、現在33歳。

静岡県所属、ホームバンクは静岡競輪場。

 

小さい頃から、車が大好きだった深谷選手。

競輪ファンの父から「競輪選手になったら、好きな車を買えるぞ」と言われたことで、競輪選手になることを即決。

中学の頃から自転車競技の練習を始め、高校時代はジュニアのナショナルチームに所属。

世界選手権の1kmタイムトライアルでジュニア日本新記録を樹立、アジア選手権のジュニア部では短距離三冠(スプリント、チームスプリント、ケイリン)を達成するなど、屈指の成績を残してきました。

2009年に競輪選手としてデビューすると、無敗の18連勝でS級に上がり、2011年の『高松宮記念杯競輪(GⅠ)』では史上最速でのGⅠ制覇を達成。

「平成の怪物」という異名を持ち、ファンを魅了し続けてきました。

 

2018年から2021年には自転車競技のナショナルチームにも在籍。

現在は静岡競輪場でのファミリーイベントを開催するなど、レース以外でも競輪界の盛り上げに尽力している選手です。

 

今開催で深谷選手は優勝賞金2,790万円(副賞込み)を獲得し、今年の獲得賞金を7,638万1,000円としました。

賞金ランキングでは、『KEIRINグランプリ2023』出場権獲得圏内の8位に浮上!

2017年以来、6年ぶりの『KEIRINグランプリ』出場に期待が高まります!

 

◆ 深谷選手の愛車紹介インタビュー ロールス・ロイス レイス

◆【柔道】羽賀龍之介×深谷知広 アスリート対談

◆ 詳しいプロフィールや出走情報はKEIRIN.JP

 

 

2023年9月19日(火)現在の賞金ランキングは、このようになっています。

 

 

現在、グランプリ出場権を獲得しているのは、古性優作選手、山口拳矢選手、眞杉匠選手の3名。

賞金ランキング5位の松浦悠士選手、7位の脇本雄太選手は8月の『オールスター競輪(GⅠ)』での怪我の影響で欠場が続いており、グランプリ出場権獲得争いは混戦となっています。

 

『KEIRINグランプリ2023』まで、ビッグレースはGⅠがあと2つ。

次回は、10月19日(木)〜22日(日)に『第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ)』が弥彦競輪場で行われます。

 

優勝するのは誰なのか!?

けいりんマルシェは、引き続き注目していきます。

 

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