梅川風子選手が優勝し3年ぶりの『ガールズグランプリ』出場権獲得! 『競輪祭女子王座戦(GⅠ)』結果

2023.11.24

11月23日(木・祝)、ガールズケイリンGⅠ『第1回競輪祭女子王座戦』の決勝が行われ、このレースを制したのは梅川風子選手!!

最後の直線で佐藤水菜選手を差し切っての優勝でした。

 

黒の2番車が梅川選手、白の1番車が佐藤選手

 

梅川選手は今開催の3日間、全てのレースで1着という完全優勝!

優勝した決勝レースでは、通算200勝を達成しました。

 

 

このGⅠ優勝で、12月29日に地元・東京の立川競輪場で行われる『ガールズグランプリ2023』の出場権を獲得。

表彰式では、レースを振り返るとともに、『ガールズグランプリ2023』への意気込みを語りました。

 

 

優勝できてうれしいです。本当にキツい3日間でしたね。

決勝では佐藤水菜選手の動きを見てから、自分も動くかたちになりました。

佐藤選手は自転車競技のナショナルチームで共に戦うライバルであり、仲間でもあるのですが、彼女は(他の選手と比べて)頭一つ抜けている存在で、戦略にしても脚力にしても本当に強い選手です。佐藤選手の後ろに付いている最中は、私のほうが必死でした。

(最後に)抜けたことは良かったですが、道中の佐藤選手の動きは「さすがだな」と感じていました。

(完全優勝は)連日の応援や声をかけていただいたことで、「ひとりじゃない」と感じて、走りにも力がこもり「頑張ろう」と思えました。結果に繋がってうれしいです。

 

―――立川競輪場での『ガールズグランプリ2023』に向けて

地元でガールズグランプリを走れる機会には、なかなか恵まれないと思うので、このチャンスをモノにしたいです。

トレーニングをしっかりして、万全の状態で入れるように、体調面を整えて臨みたいと思います。

 

 

 

【レース結果】

1着:2番車 梅川風子選手(東京・112期)

2着:1番車 佐藤水菜選手(神奈川・114期)

3着:5番車 柳原真緒選手(福井・114期)

4着:3番車 坂口楓華選手(愛知・112期)

5着:4番車 尾崎睦選手(神奈川・108期)

6着:7番車 太田りゆ選手(埼玉・112期)

7着:6番車 吉川美穂選手(和歌山・120期)

 

 

 

【優勝した梅川風子はこんな選手】

 

長野県諏訪郡出身、1991年3月1日生まれ。

東京都所属で、ホームバンクは京王閣競輪場。

 

ガールズケイリン選手になるまでは、スピードスケートの選手。山梨学院大学時代には『全日本学生スピードスケート選手権』500mでの優勝経験もあります。

テレビでガールズケイリン1期生のドキュメンタリー番組を見たことで、スピードスケートの経験を生かせる職業と感じて“第2の人生”に競輪選手を選びました。

 

2017年7月に112期としてデビューし、2年目の2018年に『ガールズグランプリ』初出場。2019年、2020年と3年連続で『ガールズグランプリ』を経験。

今回、3年ぶり4回目の出場権獲得となりました。

 

2020年からは自転車競技のナショナルチームに在籍し、トラック短距離種目の日本代表としても活躍しています。

今回の『競輪祭女子王座戦(GⅠ)』出場も、『2023ジャパントラックカップⅠ・Ⅱ』(11月16日〜18日・伊豆ベロドローム)から中1日での参戦となりました。

 

ガールズケイリンと自転車競技との両立の中で、勝ち取った『ガールズグランプリ2023』出場権。地元のファンの前で、“女王”となることができるでしょうか!?梅川選手の走りに注目です!

 

◆詳しいプロフィールと出走情報はコチラ

 

 

今年最後のビックレース。この頂上決戦を制して“2023年の女王”になる選手は誰なのか!?

『ガールズグランプリ2023』は12月29日(金)、立川競輪場で開催!

 

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