古性優作選手が開催連覇!今年2度目のGⅠ制覇を達成 『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』

2024.10.21

10月20日(日) 新潟県の弥彦競輪場で、GⅠ『第33回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』の決勝が行われました。

 

古性優作選手(大阪・100期)が優勝し、開催連覇を達成!

決勝では“近畿ライン”の3番手(寺崎浩平選手―脇本雄太選手―古性優作選手)からレースを進め、最後の直線で抜け出して1着でゴール。

GⅠでの優勝は8月に行われた前回の『オールスター競輪』に続き今年2度目。通算8回目を記録しました。

 

白の1番車が古性優作選手

 

古性選手のコメント

弥彦競輪場は走っていて気持ち良いですし、良い成績を残して帰りたいなという思いで臨みました。

決勝では“ライン”としてしっかり機能できなかったので、ゴールした瞬間は複雑な気持ちでした。僕は福井の2人(寺崎浩平選手、脇本雄太選手)の3番手をしっかり“マーク”できるように意識したのですが、少し難しかったですね。

今年の前半戦は情けない結果でしたが(『オールスター競輪(GⅠ)』、今開催の優勝で)しっかり盛り上げられてよかったです。

“ダブルグランドスラム”を目指していますが、まだまだ(達成には)足りないので、今後も頑張ります。

※グランドスラム:6開催ある全てのGⅠで優勝すること

 

 

 

【レース結果】

『第33回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』決勝
10月20日(日) 弥彦競輪場 第12レース

1着 1番車 古性優作選手(大阪・100期)
2着 4番車 小原太樹選手(神奈川・95期)
3着 6番車 河端朋之選手(岡山・95期)
4着 8番車 佐々木悠葵選手(群馬・115期)
5着 2番車 郡司浩平選手(神奈川・99期)
6着 7番車 渡部幸訓選手(福島・89期)
7着 5番車 脇本雄太選手(福井・94期)
8着 3番車 新山響平選手(青森・107期)
9着 9番車 寺崎浩平選手(福井・117期)

 

 

 

【優勝した古性優作選手とは?】

 

1991年2月22日生まれ、大阪府大阪市出身

ホームバンクは岸和田競輪場

7歳のころからBMXを始め、2006年から2008年の『全日本BMX選手権大会』を3連覇。

競輪選手として2011年にデビューし、2021年の『オールスター競輪』でGⅠ初優勝を達成。同年末には初出場した『KEIRINグランプリ』でも優勝し、賞金王として台頭しました。

 

2022年は『読売新聞社杯全日本選抜競輪』、『高松宮記念杯競輪』でGⅠを2回優勝。

2023年は『読売新聞社杯全日本選抜競輪』、『高松宮記念杯競輪』で連覇を達成、さらに『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』を制し、1年でGⅠを3回優勝。

今年は全てのGⅠ、GⅡで決勝に進出。3年ぶりに『オールスター競輪』で優勝、さらに『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』を連覇し、GⅠを2回優勝しています。

 

古性選手はこれまで優勝した4つのGⅠをそれぞれ2回制覇しており、“ダブルグランドスラム達成”という新たな目標も口にしました。

※まだ優勝していないGⅠは『日本選手権競輪』、『朝日新聞社杯競輪祭』

次回のGⅠ『朝日新聞社杯競輪祭』で目標達成に一歩近づくことができるのか!?勢いの止まらない古性選手の活躍に、引き続き注目です!

 

■古性優作選手の詳しいプロフィールや出走情報はコチラ

 

 

今年、これまでのGⅠを優勝し、すでに『KEIRINグランプリ2024』の出場権を獲得しているのはこの4選手。

郡司浩平選手(神奈川・99期):『読売新聞社杯全日本選抜競輪』優勝

平原康多選手(埼玉・87期):『日本選手権競輪』優勝

北井佑季選手(神奈川・119期):『高松宮記念杯競輪』優勝

古性優作選手(大阪・100期):『オールスター競輪』『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』優勝

 

 

2024年10月21日時点の賞金ランキング

 

次回のビッグレースは、11月19日(火)〜24日(日)に福岡県の小倉競輪場で行われるGⅠ『第66回朝日新聞社杯競輪祭』。

開催終了後には今年の年間王者決定戦『KEIRINグランプリ2024』の出場選手が決まる、ラストの大一番です。

グランプリ出場権をつかむのは誰になるのか!?お楽しみに!

 

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