11月21日(木) 福岡県の小倉競輪場で、ガールズケイリンのGⅠ『第2回競輪祭女子王座戦』の決勝が行われました。

優勝したのは佐藤水菜選手（神奈川・114期）！

決勝では、先行した太田りゆ選手を“まくり切った”佐藤選手が1着でゴール。

佐藤選手は今開催の3日間全てで1着をとる完全優勝を達成。今年最後のGⅠを制し、12月29日(日)に静岡競輪場で行われる『ガールズグランプリ2024』の出場権を獲得しました。

白の1番車が佐藤水菜選手

佐藤選手のコメント

３日間、自分の力を出し切って、ファン皆さまの前で優勝することができてすごくうれしいです。

周囲から警戒されるからこそ「面白いレースがしたい」という闘志が燃えました。ライバルは強ければ強いほど燃えるタイプなので、これからも練習を頑張ります。

直前の1カ月間は自転車競技から離れ、（自転車競技ナショナルチームの拠点である）伊豆での生活からも離れていたことで、改めてスタッフの方々への感謝の気持ちが大きくなりました。そして、ガールズケイリンでは11月に平塚開催と今開催の2開催走り、ファンの皆さまの声援が自分の力になっていることを実感しました。ガールズケイリン、自転車競技のどちらも、これからも一生懸命頑張りたいと思います。

年末の『ガールズグランプリ』を優勝して、感謝の気持ちと強さを見せて、皆さまに恩返しがしたいです。

【レース結果】

『第2回競輪祭女子王座戦』決勝
11月21日(木) 小倉競輪場 第12レース

1着 1番車 佐藤水菜選手（神奈川・114期）
2着 3番車 太田りゆ選手（埼玉・112期）
3着 4番車 當銘直美選手（愛知・114期）
4着 7番車 石井貴子選手（千葉・106期）
5着 2番車 久米詩選手（静岡・116期）
6着 6番車 尾崎睦選手（神奈川・108期）
7着 5番車 梅川風子選手（東京・112期）

【優勝した佐藤水菜選手とは？】

1998年12月7日生まれ、神奈川県出身

ホームバンクは川崎競輪場

“サトミナ”の愛称で親しまれる、現在25歳の佐藤選手。

昨年末はガールズケイリンの頂上決戦『ガールズグランプリ』で初優勝し、賞金女王となりました。

自転車競技の日本代表選手でもあり、今年は『パリオリンピック』に出場。女子ケイリンで13位、女子スプリントでは10位という結果を残しました。

さらに10月に行われた『UCIトラック世界選手権大会』では女子ケイリンで日本史上初の金メダルを獲得する快挙も達成！

ガールズケイリンでは、ファン投票で3位に選ばれて出場した『女子オールスター競輪』で完全優勝。今回の『競輪祭女子王座戦』も圧倒的な強さを見せて完全優勝を果たしました。

向かうところ敵なしの“サトミナ”が、『ガールズグランプリ』の連覇を成し遂げるのか！？活躍に注目です！

■佐藤水菜選手の詳しいプロフィールや出走情報はコチラ

次回のビッグレースは、いよいよ頂上決戦『ガールズグランプリ2024』！

12月29日(日)に静岡競輪場で行われます。

『競輪祭女子王座戦』を終え、『ガールズグランプリ2024』の出場予定選手が決定しました。

児玉碧衣選手（福岡・108期）

石井貴子選手（千葉・106期）

佐藤水菜選手（神奈川・114期）

坂口楓華選手（愛知・112期）

尾崎睦選手（神奈川・108期）

尾方真生選手（福岡・118期）

石井寛子選手（東京・104期）

※補欠：吉川美穂選手（和歌山・120期）

このレースを制し、今年の賞金女王に輝く選手は誰なのか！？開催をお楽しみに！