未来のスターをめざす“若手の登竜門” GⅡ『第41回共同通信社杯競輪』 9月12日〜福井競輪場で開催
2025.09.09

9月12日(金)〜15日(月・祝)、福井競輪場でGⅡ『第41回共同通信社杯競輪』が行われます。
この開催の特徴は、日本競輪選手養成所(旧・日本競輪学校)を一定期間内に卒業した選手から、平均競走得点上位の25選手が選出されること。
今回は、今年1月から6月を選考期間として、2017年にデビューした111期から今年デビューした127期の選手が対象です。
若手選手にもチャンスが与えられるため、未来のスター選手をめざす“若手の登竜門”として、ファンからも親しまれています。
■詳しい選抜方法はコチラ
優勝賞金は2,900万円。決勝2着になると1,463万円を獲得できます。
残り3カ月となった『KEIRINグランプリ2025』出場権争いにおいて、大きく賞金を積み重ねることができる重要な開催です。
今年の特別競輪は、これまでにGⅠの4開催、GⅡの2開催が終了。
『KEIRINグランプリ2025』の出場権を獲得しているのは、この3選手です。
写真左から
脇本雄太選手 『読売新聞社杯全日本選抜競輪』、『高松宮記念杯競輪』優勝
吉田拓矢選手 『日本選手権競輪』優勝
寺崎浩平選手 『オールスター競輪』優勝
2025年9月9日(火)現在、獲得賞金ランキングはこのようになっています。
獲得賞金をみると、1位の吉田拓矢選手から5位の寺崎浩平選手までが、すでに1億2,000万円超え。9位の新山響平選手から13位の松井宏佑選手までが5,000万円台で混戦となっています。
今開催で優勝し、獲得賞金ランキングで浮上するのは誰なのか!?4日間、目が離せません。
けいりんマルシェ編集部は、この選手に注目しました!
山口拳矢選手(岐阜・117期)
2021年の『共同通信社杯』で自身初のGⅡ優勝を飾った山口選手。デビューから479日(デビュー初日を含まない)でのGⅡ優勝は、史上最速記録となりました。
2023年には『日本選手権競輪』でGⅠ初優勝を達成。同年末には『KEIRINグランプリ』に初出場しました。
今年は8月の富山記念『瑞峰立山賞争奪戦』で、通算4回目のGⅢ優勝を達成。決勝では、それまでのバンクレコードを0.1秒更新(上がりタイム8秒8)する走りを見せました。
優勝後には「最近はなかなか自力が通用しない感じで自信を失いかけていた。記念の決勝でしっかりと自力を出して勝てたのは、自信になります」とコメント。
直近に出場した西武園記念・GⅢ『ゴールド・ウイング賞』でも3連勝で決勝に進出しており、好調をキープしています。
勢いそのままに開催へ向かう山口選手が、3年ぶりのGⅡ優勝となるか!?
2021年の『共同通信社杯』優勝時。
元競輪選手で『KEIRINグランプリ』を2勝した父・山口幸二さんと。
■山口拳矢選手の詳しいプロフィールはコチラ
そのほかにも若手選手から注目したいのが、鈴木玄人選手(東京・117期)。
前回のGⅠ『オールスター競輪』では、特別競輪初出場にして準決勝に進出。最終日は眞杉匠選手の“番手”を走り、他の“ライン”をけん制しながらも最後は眞杉選手を抜いて1着を飾るなど、存在感を示しました。
今開催でも活躍を期待したい選手の一人です。
『共同通信社杯競輪』の勝ち上がり
『共同通信社杯競輪』には「特別選抜予選」のようなシードレースは無く、全選手が一律で予選からのスタート。
また、「一次予選」は選考順位、「二次予選」は着順と選考順位をもとに自動的に番組が組まれる“自動番組編成方式”が取り入れられています。
■初日(9月12日)
・「一次予選」を12レース実施
1着・2着の選手と、3着から3選手が「二次予選A」に進出
3着の残り9選手と、4着・5着の選手、6着から3選手が「二次予選B」に進出
■2日目(9月13日)
・「二次予選A」を3レース実施
1着から5着の選手が「準決勝」に進出
・「二次予選B」を4レース実施
1着から3着の選手が「準決勝」に進出
■3日目(9月14日)
・「準決勝」を3レース実施
1着から3着の選手が「決勝」に進出
■最終日(9月15日)
・「決勝」を1レース実施
1着の選手が優勝
決勝レースは9月15日(月・祝)の第11レース、16:30発走予定です。
優勝し、獲得賞金を積み上げる選手は誰なのか!?開催をお楽しみに!
GⅡ『第41回共同通信社杯競輪』
日時:9月12日(金)〜15日(月・祝)
開催場:福井競輪場
■福井競輪場 公式HP
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