嘉永泰斗選手がGⅠ初制覇! 『第34回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』結果
2025.10.27
10月26日(日)、前橋競輪場でGⅠ『第34回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』の決勝が行われました。
優勝したのは嘉永泰斗選手!
決勝では単騎で戦った嘉永選手。最終2コーナーから捲って、最後の直線で先頭に抜け出すとそのまま1着でゴール。
嘉永選手は今開催で初めてGⅠの決勝に進出し、いきなり初優勝を達成!
九州地区からは、2019年に『高松宮記念杯競輪』を制した中川誠一郎選手以来のGⅠ制覇となりました。
今回の結果をもって、嘉永選手は12月30日(火)に平塚競輪場で行われる『KEIRINグランプリ2025』の出場が内定しました。
黄色の5番車が嘉永選手
優勝コメント
素直にうれしいです。
決勝は1人(単騎)だったので、流れを見て「行けるところから行こう」と思っていました。関東勢2選手の後ろ、3番手のすごく良い位置を取ることができたので、「行けるかな」という思いでしたが、ゴール直後は信じられませんでした。
来年2月に地元・熊本競輪場で行われるGⅠ(『第41回読売新聞社杯全日本選抜競輪』)を目標にやってきたというところもあるので、S級S班として出場することができそうで本当にうれしいです。
今後はプレッシャーがかかると思いますが、負けないように、自分のレースができるように頑張ります。応援してください!

【レース結果】
『第34回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』決勝
10月26日(日) 前橋競輪場 第12レース
1着 5番車 嘉永泰斗選手(熊本・113期)
2着 7番車 松本貴治選手(愛媛・111期)
3着 1番車 古性優作選手(大阪・100期)
4着 6番車 恩田淳平選手(群馬・100期)
5着 2番車 吉田拓矢選手(茨城・107期)
6着 3番車 清水裕友選手(山口・105期)
7着 9番車 犬伏湧也選手(徳島・119期)
8着 4番車 小倉竜二選手(徳島・77期)
9着 8番車 河端朋之選手(岡山・95期)

【優勝した嘉永泰斗選手とは?】

1998年3月23日生まれ、熊本県玉名市出身の現在27歳。
中高一貫の九州学院出身。同じ学校の先輩・瓜生崇智選手の自転車競技での活躍を知り、興味を持ったことで、自身も高校から自転車競技をスタート。
高校卒業後、競輪学校(現・日本競輪選手養成所)に入学し、2018年に113期としてデビューしました。
2021年には、地元・熊本記念『火の国杯争奪戦in久留米』でGⅢ初優勝を達成!この開催の決勝レースは、瓜生崇智選手とのワンツー決着でした。
瓜生選手と
2022年からは特別競輪の常連選手となり、これまでGⅡでは3回決勝に進出。今回、初めてのGⅠ決勝進出ながら優勝を成し遂げ、27歳にしてGⅠタイトルを獲得しました。
地元の熊本競輪場は、2016年4月の熊本地震で被災し、再建を終えた2024年7月、約8年ぶりに再開。
2026年最初のGⅠ『第41回読売新聞社杯全日本選抜競輪』は熊本競輪場で開催されるため、嘉永選手は地元GⅠをタイトルホルダーとして迎えることとなります。
嘉永選手の今後のさらなる活躍から目が離せません!
■嘉永泰斗選手の詳しいプロフィール
『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』終了後、2025年10月27日現在の獲得賞金ランキングはこのようになっています。

今開催で決勝2着となった松本貴治選手が10位にランクアップ。
『KEIRINグランプリ』出場ボーダーである9位の深谷知広選手から11位の新山響平選手の賞金差は約800万円と混戦です。
次回の特別競輪は、いよいよ今年最後のGⅠ『第67回朝日新聞社杯競輪祭』。11月19日(水)〜24日(月・祝)の6日間、小倉競輪場で行われます。
優勝するのは誰なのか!?そして、『KEIRINグランプリ2025』出場争いの結末はどうなるのか!?運命の開催をお楽しみに!!
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