競輪界のレジェンド・中野浩一さんに 3年後に控えるパリオリンピックに向けて語ってもらいました。自転車競技トラック種目のナショナルチームはどのような施策で3年後のオリンピックを目指すのか?前編「東京オリンピックを振り返って」の続きです。

パリオリンピックへ向けて

2021.10.21

前編「東京オリンピックを振り返って」の続きです。

 

3年後に控えるパリオリンピックに向けて、競輪界のレジェンド中野浩一さんに語ってもらいました。

 

 

 

ーーーチームスプリントでの出場権獲得

 

東京オリンピックで想定していた出場枠の獲得ができなかったのは、前回、話した通り。

パリ(オリンピック)では、絶対にチームスプリントの出場権を獲らなくてはならない

 

現行のオリンピック出場権を獲得するシステムだと、チームスプリントでの出場権を獲れば、スプリントとケイリンも“付いてくる”からね。

 

そうすれば、短距離種目の最大枠での出場が叶う。

そこを視野に入れてやっていくつもり。

 

※チームスプリントはオリンピック直前の世界ランキング上位8か国が出場できる

その上位8か国はスプリントとケイリンでも各国2名ずつのオリンピック出場権を獲得できる

 

 

ーーー世代交代

 

新田(祐大)・脇本(雄太)が、この5年以上中心選手としていた訳だから、次は誰になるのかを見極めないといけないよね。

上手く世代交代できている国もあれば、ぽっかりと空いてしまう国もある。

 

だから今回の世界選手権(10月20日~フランス・ルーベ)に出場する選手たちが、「どうチャンスをつかむのか!?」がスタートしたってこと

「次はオレだ!」と思って、やれるかどうか。

 

この世界選手権に短距離で選ばれている選手は、全員がプロ。

欲張らなきゃダメだよね。

「パリは俺がメダルを獲る!」って言うくらいじゃないとね。

 

新田や脇本の気が変わって「やっぱりオリンピックでメダル獲りたいんで、パリを目指します!」と言って、戻ってくる可能性だって無いとは限らない笑

 

この世界選手権で男子ケイリンに出場するのは山崎賢人松井宏佑

両選手とも随分と踏み出しが良くなっている。

力を発揮できる可能性は十分あるよね。

 

 

女子は佐藤水菜が“大化け”する可能性があるね。

太田りゆは国際大会に慣れてはきたけど、まだまだトップスピードが足りない。

メンタル面では梅川風子の方が強い。

 

まずは国際大会でメダルを狙える位置まで選手たちを引き上げること。

選手たちは「思い切って走ることができれば、結果もついてくるはず」

 

 

 

 

10月14日、2021年トラック世界選手権大会の派遣選手が発表となりました。

選手12名中、10名が競輪選手。

 

大 会 名:2021年トラック世界選手権大会

開催日程:2021年10月20日(水)~10月24日(日)

開催場所:フランス・ルーベ

 

派遣選手 12名

【短距離】

山崎賢人選手・松井宏佑選手・小原佑太選手・寺崎浩平選手

太田りゆ選手・梅川風子選手・佐藤水菜選手

 

【中距離】

橋本英也選手・窪木一茂選手・今村駿介選手

梶原悠未選手・鈴木奈央選手

 

 

 

けいりんマルシェでは結果をリポートします。

 

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