【最終回】決勝2着 悔しくも課題が見えた『日本選手権競輪(GⅠ)』を振り返って

2023.05.25

こんにちは。

清水裕友です。

 

前走の『日本選手権競輪』(5月2日〜7日:平塚)では、応援ありがとうございました。

開催を振り返ります。

 

まず初日特選レースからのスタートでした。

すごいメンバーの中で、どのように走るかすごく考えながらのレースになりました。

その中でもしっかり位置を取り、最終バックから仕掛け、吉田(拓矢)くんに合わされましたがなんとか外にへばりついて2着に残れたので、自分の状態の良さを確認できました。

おそらく悪い時は、あのままスライスして、内からも外からも食われて、着外というパターンだったと思います。

初日特選レースの結果から4日目にある「ゴールデンレーサー賞」の出場が確定したことは、ダービー(『日本選手権競輪』)の日程の中で、すごく“優位”に進めることができたと思います。

※初日・2日目に行われた特選レースで、3着以内の選手だけが出場できるレース。準決勝への進出も決まる。

 

その「ゴールデンレーサー賞」では、新山(響平)さんとのもがき合いの形になり、力の差を痛感しました。

ただ、このレースで“自分の現在地”もはかることができたので、とてもプラスになったと思います。

 

そして5日目の準決勝では、しっかり展開を見極めて、周りを見ながら走ることができました。

まくりに行った時の2コーナーの煽りで“万事休す”かと思いましたが、その後、自転車が伸びてくれました。

以前だと、あそこまで行く前に止まっていたと思います。

落車もあり残念な気持ちでしたが、まくりきって自力で決勝戦に勝ち上がれたのは良かったと思います。

 

準決勝が終わった後、中国・四国地区からは僕(山口県)と香川(雄介)さん(香川県)と犬伏(湧也)くん(徳島県)の勝ち上がりで、結果僕が犬伏くんの番手を走ることになりました。

すごく責任のある位置なので、並びが決まった瞬間からすごく緊張しました。

 

前の日からこんなに緊張感があったのは初めてです。

 

そしてその決勝戦では、犬伏くんが先行してくれて、僕が番手まくりを撃つ形になりました。

犬伏くんのかかりがめちゃくちゃすごくて、後ろについていてビリビリしました。

ちょっと次元が違いました、、、

バックから出た後もなかなか自分の脚が折り合わない感覚もあったんですが、とにかくゴールまで無我夢中でした。

4コーナーを回っても、後ろの気配を感じなかったので、「もしかしたら、、、」とも思いましたが、とにかくゴールが遠く感じました。

 

最後の最後に山口拳矢くんが外から飛んできて、精一杯ハンドルを投げましたがゴールした瞬間「やられたな」っていう感覚でした、、、

 

赤の3番車が清水選手、青の4番車が山口選手

 

レースが終わった瞬間は、とても悔しい気持ちが強かったです。

 

犬伏くんも気風よく先行してくれて、香川さんもしっかり固めてくれて、その中で優勝できなかったのがすごく悔しかったですね。

ただ決勝で犬伏くんの後ろを走り今後の課題がしっかり見えたので、練習で取り組みたいと思います。

 

今年に入り、まずは『日本選手権競輪』を目標に練習に取り組んでいました。

その結果、決勝戦で2着でしたが、自分の力は6日間で全て出し切れたと思います。

そして、ラインの大切さを改めて感じた開催でした。

 

またこれからもタイトルを目指して、しっかり取り組もうと思います。

 

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