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デイリースポーツ「KEIRIN屋」で自転車トラック・ナショナルチームを特集!

2019.08.29

※この記事は、2019年8月23日付けのデイリースポーツ「KEIRIN屋」に掲載されたものです

 

 

 

 

東京五輪まであと336日

今回のKEIRIN屋は、開幕まで1年を切った東京オリンピックを目指すナショナルチームを特集。

7月に静岡県伊豆市の日本競輪選手養成所内に完成した新トラック「JKA250」を本紙の貞友之記者が〝潜入取材〟。

また、五輪でメダル獲得を狙う脇本雄太選手新田祐大選手小林優香選手太田りゆ選手の4人を直撃した。 (取材、構成・貞 友之)

 

 

東京オリンピックへの道 ケイリンは男女1枠濃厚、他種目でも獲得狙う

 

東京オリンピック出場への争いは既に始まっている。

トラック競技には開催国枠は与えられておらず、出場枠を手にするためには2018-19年シーズンのワールドカップから、2020年の世界選手権までの結果により換算されるポイントを積み重ねる必要があり、国際舞台での結果が求められる。

 

男子のケイリンは日本が国別ランキングで1位(19年6月時点)となっており、現状でも出場枠を1つ確保する可能性が濃厚。

今後はまだ上位ランクに食い込めていないスプリント、チームスプリントで今年11月から始まるワールドカップの全6戦と来年2月の世界選手権(ドイツ)で好結果を残し、ランキングを上げ、出場枠をさらに増やす必要がある。

 

もし、現状のままとなると、男子の出場枠争いは激戦。
新田選手、脇本選手、河端選手と世界の舞台で活躍した選手を中心に国内の選手で1枠を争うことになる。

国際舞台での結果はもちろん、本番まで高いレベルでのパフォーマンスの維持が必須だ。

 

女子はケイリンで日本がランク上位に位置しているため、現在は1枠を確保する可能性が高い。

あとはスプリントで、もう1枠を狙う。

 

 

日本競輪選手養成所内の新施設

 

7月に完成した屋内型板張り250メートルトラック「JKA250」

 

 

新田選手「世界との差埋められる」

開催まで1年を切った東京オリンピックはもちろん、今後世界で通用する選手の育成を目指して造られた「JKA250」。

オリンピックや世界選手権などの映像では見たことがあるが、実際に250バンクを目にするのは今回が初めて。

フィンランドで製作したモミの木を使用した集成材を用いた木製バンクで1~2、3~4コーナーは急な傾斜角で壁のようにそびえ立っている。
訓練用施設のため、観客席は設けられていない。

 

7月に完成した新トラック「JKA250」を走る選手たち(撮影・園田高夫)

 

落成式で行われたエキシビションレースをバンクの中から見たが、スピードは相当。
これならトップスピードの向上や、負荷のかかるコーナーを乗り越えることにより、フォームや体幹が大きく鍛えられそうだ。

また、屋内型の施設であるため、天候に左右されないのも利点となる。

東京オリンピックが行われる伊豆ベロドロームとは形状が違うバンクだが、世界のさまざまなバンクでレースをする選手にとって、違うパターンのバンクを経験できるのも大きな強みとなるだろう。

 

 

近年の主要な自転車競技の国際大会は屋内型板張り250メートルトラックで開催されており、国内では隣接するオリンピック会場のベロドロームに続く2カ所目となる国際基準に応じた250バンク。

落成式に参加し、エキシビションレースも走った新田選手は「ロンドンオリンピックの目前まで250バンクは日本になく、海外で合宿するのが当たり前。そこに行く負荷が大きかった」と振り返り、「ここ2、3年くらいで環境が整ってきた。養成所のうちから250を経験できて、世界との差を埋められるし、広げられる。今後の競輪界、自転車競技の発展に貢献すると思う。パリ、ロサンゼルスオリンピックに向けてもいい環境が整った」と語る。

 

目下の最大目標は東京オリンピックであることは間違いないが、今回の「JKA250」の建設はその後も見据えた業界の本気を感じ取る事ができた。

 

この地で厳しいトレーニングを乗り越えた日本人選手が競輪界やオリンピックなどの国際大会で活躍する姿が今から待ち遠しい。

 

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