デイリースポーツ「KEIRIN屋」児玉碧衣特集
2020.12.15
※この記事は、2020年12月11日付けのデイリースポーツ「KEIRIN屋」に掲載されたものです
デイリースポーツ「KEIRIN屋」
「ガールズグランプリ」前人未到の3連覇へ!児玉碧衣特集
今回のKEIRIN屋は年末の「オッズパーク杯 ガールズグランプリ2020」(28日・平塚)で前人未到の3連覇を狙う児玉碧衣(25)=福岡・108期・L1=を直撃。
人気と実力を兼ね備えた「ツヨカワ女王」に大一番への意気込みをたっぷりと聞いた。
(取材、構成=松本 直)
ーー今年1年を振り返って。
63走して1着59回、2着2回、3着1回。着外はわずか1回(7日現在)
すごい成績だった。
自分で自分をほめてあげたいですね(笑)
1月岐阜のコレクショントライアル決勝で7着になってしまい、コレクションの連続出場記録が止まってしまったけど、3月福井のコレクションで優勝。
11月小倉のグランプリトライアルでも優勝することができた。
負けてしまったレースでも、8月名古屋のコレクションは内容のいいレースができた。
トータルすると充実した1年でした。
ーー4、5月はコロナ禍で開催中止もあったが影響は。
マスクをすることになかなか慣れなかったことですね。
あとは特にありません。
自分は開催中止の影響もあまりなかった。
練習も普段通りできた。
プライベートはもともとインドア派なので全く影響なかった。
ーーガールズグランプリは年末の大一番。
16年立川から5年連続出場中。3連覇が懸かっている。
ガールズグランプリは一番お金がもらえるレース。
私のモチベーションは賞金ですから。
一番気合が入るレースですよ。
初出場の立川や17年の平塚はあまり印象が残っていない。
初優勝の静岡(18年)は『自分が一番強いんだ』って思って走りました。
その年の8月にようやくコレクションを優勝することができて、グランプリも優勝することができて最高にうれしかった。
昨年の立川は6番手からの苦しい展開。
前にいたサトミナ(佐藤水菜)が内をあけたから『1車でも前に』って感じですくっていった。
そこからは自信のあるダッシュ勝負だった。
4車並走の1番外をまくり切れたし良かった。
ただ、自分が審議の対象になっていたので、決定が出たときはホッとしました。
ーー前人未到の3連覇が懸かるガールズグランプリ。
レースのイメージは。
平塚は普通開催で優勝しているし、イメージはいい。
ただ、高速バンクなので後方にいると厳しいと思う。
徹底先行タイプがいないので、スローな展開から残り半周のスプリント勝負みたいになるのかな。
ただ、あまり展開を考えないようにしたい。
考え過ぎると、想定外の展開になったときに反応できないと思うので。
レースの流れに乗ってうまく対応していきたい。
自分のレースをすることを大事にしたい。
力を出し切ることだけ考えて走ります。
ーー最後に応援してくれるファンへ意気込みを。
2年連続でガールズグランプリを優勝して『女王』って呼ばれてきた。
今年勝てないともう女王って呼んでもらえない。
それはすごく寂しいので、今年も優勝して女王になりたい。
車券を買って応援してくれるファンのために頑張ります。
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