『ガールズドリームレース』は児玉碧衣選手に注目せよ!

2020.08.05

8月12日(水)〜16日(日)はいよいよ、名古屋競輪場でGⅠレース『第63回オールスター競輪』。

 

同期間中には、ガールズケイリン特別レース『ガールズケイリンコレクション2020名古屋ステージ』も開催!

 

4日目の8月15日(土)は、ファン投票1位〜7位の選手による『ガールズドリームレース』が行われる。
※順位以内の選手が出場しない場合は繰り上がり

 

 

このファン投票で4年連続1位に輝いたのが、児玉碧衣選手

ガールズケイリンの頂上決戦『ガールズグランプリ』を2連覇中の現女王だ。

 

けいりんマルシェは、7月30日(木)に行われた「通算300勝表彰式」の前に、インタビューさせてもらうことができた。

 

優勝を逃した7月の特別レース『ガールズケイリンフェスティバル』、

過去2年の『ガールズドリームレース』を振り返りながら、来たるビッグレースへ向けた意気込みを語ってもらった。

 

 

 

勉強になった『ガールズケイリンフェスティバル』

 

―――決勝は3着でゴール

最終日は、予想外でした。
スタート時点で前(の位置)を取ることになって、そんなことになる予想も1ミリもしてなくて…

私は1番車だし、「誰も(先頭誘導員を)追わないなら、私が行かなきゃいけないな…」って腹をくくって、早めに判断して前に行ったんですけど、「マジか!?」ってなりましたね…

 

そこからはもう、頭が真っ白。
「どうしよう、どうしよう」ってずっとテンパってて。

梅川さん(梅川風子選手)が上がってきた時も遅れて反応してしまったし、慌ててるから、いちばん届かない位置で捲りに行ってしまって、自転車が止まっちゃって…

すべてがバラバラでした。

 

もちろん悔しい気持ちもあるんですけど、「本当に勉強になったな」っていう気持ちの方が大きいです。

課題が見つかって、同じことを繰り返さないための練習もできるようになりました。

 

決勝は、「25連勝」、「最短での賞金1億円獲得」、「グランドスラム」っていう、史上初の3つの記録がかかっていたんです。

すべてが重なって、「これ、キツいぞ!」って(笑)

どこかでずっとプレッシャーを感じていたんですかね。
緊張していました。

 

 

 

「投票して良かった」と思ってもらえるように

 

―――初めてタイトルを獲得した2018年の『ガールズドリームレース』

タイトルを獲れなかった頃は、「どうせ私なんて取れんし。みんな強いし。」って思ってたんです。

いわき平(競輪場)の『ドリームレース』(2018年)では、「自分が一番って思い込もう!」って吹っ切って走ったら、優勝できました。

 

 

だから、自分の気持ちを自分で奮い立たせて、「自分が一番!」って言い聞かせて走ることが一番大事だなって、改めて思いました。

次の『ドリームレース』も、気持ちを大事に。

ファンの方々に1着を届けられるように頑張りたいです。

 

 

―――『ガールズドリームレース』に向けた意気込み

去年の『ドリームレース』は、自分の調子が仕上がっていた分、最後に寛子さん(石井寛子選手)に差されて、すごく悔しかったです。

 

今年は負けないように。

『ガールズケイリンフェスティバル』決勝のようなレースをしないように。

 

「自分が一番だ」って、強気で走って優勝して、「私に投票して良かったな」って思ってもらえるようなレースができるように、頑張ります!!

 

 

 

 

冷静に、強い意志を持って語ってくれた児玉選手。

 

名古屋の舞台で、ファンに“優勝”を届けることができるのか。

 

 

8月15日(土)、『ガールズドリームレース』は、児玉碧衣選手に注目です!!

 

 

 

 

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