「ガールズグランプリトライアルレース」グループAで優勝してほしい選手

2020.11.11

11月18日(水)から小倉競輪場で開催される『競輪祭』の前半3日間は、『ガールズグランプリ2020トライアルレース』!!

 

このレースで優勝すると“自動的に”ガールズグランプリ2020』の出場権を獲得できるんです!

 

28名のガールズ選手が「グループA」・「グループB」の2つに分かれ、ガールズグランプリの出場権を争います。

20日(金)の両決勝レース終了後、ガールズグランプリ出場の全7選手が決定します。

 

 

競輪王になってほしい選手」を教えてくれた、7名の競輪玄人&太田理恵さんに、「グループAで優勝してほしい選手」を挙げてもらいました!

 

◆ 出場選手はコチラ

 

 

まずはスポーツ新聞3紙の記者が、それぞれ推した選手たちです。

 

 

ミスターガールズケイリン“は、グランプリ開催地・平塚競輪場がホームバンクのこの選手を推しました。

 

競輪記者歴12年
デイリースポーツ
松本直(まつもと・すぐる)記者

 

2016年・2017年・2018年と3年連続出場していた(ガールズ)グランプリを昨年は逃し、悔しい思いをした尾崎。

今年は尾崎の地元・平塚での開催ということもあり、このグランプリ出場を目標に1年走ってきました。

このグランプリシリーズを盛り上げるためにも、ぜひ地元選手には出場してほしいです。

 

グランプリに出場できるのは、このトライアルレースの優勝者2名と、(優勝者2名を除く)獲得賞金ランキングの上位5名。

現在尾崎は、獲得賞金ランキング7位。
※2020年11月11日、平塚FⅠナイター終了時点

7位よりも下位の選手がトライアルレースA・Bで優勝すると、尾崎の状況はガラッと変わります。

崖っぷちからの出場権獲得を目指して、「自分が優勝する」くらいの気持ちで、自力でグランプリの権利を勝ち取ってほしいです!

 

尾崎睦選手(神奈川県・108期)

 

 

対する「日刊スポーツ」と「東京スポーツ」のベテラン記者は“同選手推し”です!

 

競輪記者歴28年
日刊スポーツ
松井律(まつい・りつ)記者

 

アルペンスキー出身の奥井は、一度は教職員の道に進んだものの「スポーツで生計を立てたい」という思いが断ち切れず競輪学校(現:日本競輪選手養成所)へ。

106期では小林優香石井貴子の影に隠れた存在だったが、先行でだんだん頭角を現していった。

当時”先行日本一”と言われていた加瀬(加奈子)との壮絶な先行争いに勝ち、一気に全国区のスターへ。

 

だが、“頑固一徹”先行にこだわりすぎるあまり、タイトルを逃してきた。

奥井の目標は「先行でグランプリに勝つこと」だったが、ここ1番で勝ち切れていない。
(ガールズ)グランプリで2回走るも2着止まり。
※2016年・2017年

 

先行だけで戦うことに限界を感じ、今年は新しい自分を模索しながら戦法の幅を広げてきた。 

現在はマキビ(高木真備)を育てた高木隆弘に指導してもらい改革中だ。

 

ラストチャンスの小倉トライアルは、本気で狙っている。

集大成を見せて、逆転でガールズグランプリの権利を!

 

 

競輪記者歴15年
東京スポーツ
前田睦生(まえだ・むつお)記者

 

責任感が強く、自分のことだけではなく、仲間・競輪界・ガールズ界全体について何かできないかを常に考える勤勉な姿勢は、“女・二宮金次郎”と呼ばれている。

 

昨年のトライアルは決勝6着だったが、滑り込みでグランプリ出場が叶った。
※補欠となった小林莉子選手と獲得賞金の差は、わずか¥32,900

そのグランプリでは先行するも5着。

先行で戦うも結果につながらないので、「ファンの期待に応えられていないのでは…」と悩んだ。

悩み抜いた末、今年は先行という金看板を下ろし、新しい戦いに挑んでいる。

 

いまは「先行でも、まくりでも、気持ちの入ったレース」でファンの期待に応えることを意識するようになった。

トライアルで平塚グランプリの出場を決め、グランプリでは「奥井のまくりが決まるかも…」という推理を、レースのスパイスとしたい。

 

「ガッハッハ!」と泣きながら、笑い続けてほしい。

 

奥井迪選手(東京都・106期)

 

 

一方で、60年以上競輪を見てきた競輪記者界のレジェンドは、豪雨災害からの復興を願って熊本県出身の若手選手を推します。

 

コンドル出版社
武田一康(たけだ・かずやす)社長

コンドル出版社:熊本を本拠に、全国に熱狂的なファンを多数持つ人気ナンバーワンの競輪専門紙!

 

118期生ではただ一人トライアルに出場する。

登録地は福岡県だが、出身は今年7月の豪雨で甚大な被害を受けた人吉市にも近い熊本県多良木町。

九州学院高校(熊本)では陸上部に所属していたれっきとした熊本県人。

災害復興のためにも姉弟子の児玉碧衣を撃破してガールズグランプリ出場を決めてほしい。

 

尾方真生選手(福岡県・118期)

 

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