GⅠ「寬仁親王牌」新田祐大選手がグランドスラム達成!!

2022.10.24

10月23日(日) 前橋競輪場で行われた

GⅠ「31回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」決勝レース。

 

このレースを制して、史上4人目のグランドスラムを達成した

新田祐大選手

 

神山雄一郎選手以来、23年ぶりの偉業達成となりました。

※グランドスラムとは、6つあるGⅠを全て制覇すること。
これまでは井上茂徳さん・滝澤正光さん・神山雄一郎選手の3人が達成。
なお、6つのGⅠ制度(1994年10月以降)での達成は、神山雄一郎選手に続く2人目。

 

 

古性優作選手・脇本雄太選手に続き、「KEIRINグランプリ2022」の出場権も獲得!

「KEIRINグランプリ」出場は2020年以来8回目。

2年ぶりにS級S班へ返り咲きます。

 

 

レース後のインタビューでは北日本地区の仲間への感謝の気持ちや、競輪を多くの人に知ってもらいたいという思いを語りました。

 

紫の9番車が新田選手

 

「自分が勝てるように走れ!」と(番手の小松崎)大地さんが言ってくれました。

レース中も信頼して付いてくれているのも感じていたので、何も考えずに踏み込みました。

 

それでも、レース直後は「守澤(太志)くんに差されてしまったかな…」、「やはりグランドスラムは簡単なことではないな…」という気持ちがよぎりました。

なので、決定放送を聞いたときは鳥肌が立ちました。

 

この開催では、ベストなコンディション作りを心がけました。

北日本の若手選手・同級生や先輩たちも気を遣ってくれ、集中できる環境を作ってくれました。

自分1人では成し遂げられなかった結果です。

 

 

この親王牌で初めてGⅠの決勝に乗り(2008年)、山崎(芳仁)さんが優勝。

“思い出の地”での優勝は、感慨深いものになりました。

 

競輪を知らない人でも、“グランドスラムを達成することのすごさ”は分かると思います。

“このこと”を多くのメディアで取り上げていただき、多くの人に競輪を知ってもらえたらと思います。

 

 

レース結果

1着:9番車 新田祐大選手

2着:3番車 守澤太志選手

3着:5番車 松浦悠士選手

4着:8番車 稲川翔選手

5着:1番車 古性優作選手

6着:2番車 平原康多選手

7着:7番車 吉田拓矢選手

8着:6番車 井上昌己選手

9着:4番車 小松崎大地選手

 

 

 

10月24日現在の獲得賞金ランキングはコチラ↓

黄色は「KEIRINグランプリ2022」出場内定選手

※KEIRINグランプリには開催時S級在籍している、下記の9名が出場します。

(1) GI優勝者
(2) 選考委が特に認めた選手
(3) 選考用賞金獲得額上位者(同額の場合は1月~10月開催までの平均競走得点上位者)から

選考期間など、詳しくはコチラ

 

 

「寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」」を終え、残るGⅠ開催は「競輪祭」のみとなりました。

 

第64回朝日新聞社杯競輪祭

日程:11月22日(火)〜27日(日)

場所:小倉競輪場

 

この開催終了と同時に「KEIRINグランプリ2022」出場選手が決定する運命の一戦。

引き続き注目していきます!

 

    この記事が気に入ったら
    いいね! してね。

    その他のENJOY!競輪レース

      おすすめの記事