【ヤンググランプリ2023・結果】太田海也選手が力で押し切る優勝!
2023.12.29
12月28日(木)、立川競輪場で『ヤンググランプリ(GⅡ)』が行われました。
デビューから3年以内の若手選手による頂上決戦で、今年は119期から7選手、121期から2選手が出場。
優勝したのは、121期の太田海也選手!!
レースでは犬伏湧也選手と踏み合いになるも、太田選手がねじ伏せ、スピードに乗ったまま1着入線。
圧巻の強さを見せて今年の若手No.1に輝きました。
白の1番車が太田選手
レース後の表彰式では、優勝の喜びと声援を贈ったファンへ感謝の思いをコメントしました。
優勝できてうれしいです。しっかり長い距離をもがけたと思います。
作戦にはない展開でしたが、一番いい展開になるように仕掛けました。
脚力的には自分以上のものが出ていたので、これで行かなかったら勝利はないと思い、犬伏(湧也)さんのスピードも使わせてもらいながら、走りました。
今回の優勝で、(パリオリンピックを目指す)自転車競技にも弾みついたと思います。
一人一人の声援が間近で聞こえて、力になりました。
来年も競輪の開催に出られる時はしっかり走るので、今後とも応援よろしくお願いします!
【レース結果】
1着:1番車 太田海也選手(岡山・121期)
2着:2番車 北井佑季選手(神奈川・119期)
3着:4番車 上野雅彦選手(香川・119期)
4着:9番車 志田龍星選手(岐阜・119期)
5着:3番車 犬伏湧也選手(徳島・119期)
6着:8番車 橋本壮史選手(茨城・119期)
7着:7番車 中野慎詞選手(岩手・121期)
8着:5番車 吉田有希選手(茨城・119期)
9着:6番車 山根将太選手(岡山・119期)
【優勝者・太田海也はこんな選手】
1999年7月27日生まれ、岡山県出身の24歳。
競輪選手になる前は、高校から始めたボート競技の選手でした
2021年に入所した日本競輪選手養成所を早期卒業し、その頭角を表すと、現在は自転車競技のナショナルチームに所属。競輪と自転車競技の二刀流で活躍しています。
来年行われるパリオリンピックに重点を置いているため、競輪の出走は少ない中、今年8月の『オールスター競輪』でGⅠ初出場。11月の『朝日新聞社杯競輪祭』では自身初のGⅠ決勝進出を果たし、大きな存在感をアピール。
今回の『ヤンググランプリ』でGⅡ制覇となり、2024年はGⅠ優勝、パリオリンピックでのメダル獲得と、さらなる飛躍に期待が高まります!!
■太田選手の詳しいプロフィールと出走情報はコチラ
今年の“グランプリ”は、残すところあと2つ。
■12月29日(金) 『ガールズグランプリ2023』
■12月30日(土) 『KEIRINグランプリ2023』
どちらも、立川競輪場で第11レース、16:30発走予定。
2023年を締めくくる最強決定戦を、お見逃しなく!!
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