東京オリンピック 自転車トラック競技の日本代表選手が内定

2020.06.04

新型コロナウィルス感染拡大のため、1年延期での開催となった東京オリンピック。

 

6月4日(木)、公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)が、自転車トラック競技の日本代表候補選手発表記者会見をオンラインで行った。

 

 

この6選手が、計7種目(男子3種目、女子4種目)の日本代表選手として内定。

 

※短距離補欠選手
男子補欠1:深谷知広選手 男子補欠2:河端朋之選手
女子補欠  :太田りゆ選手

※中距離補欠選手
男子補欠:窪木一茂選手
女子補欠:古山稀絵選手

 

 

 

競輪選手からは、この4選手が選出された。

 

<短距離種目>

 

新田祐大選手
男子スプリント、男子ケイリン

 

 

 

脇本雄太選手
男子ケイリン、男子スプリント

 

 

 

小林優香選手
女子ケイリン、女子スプリント

 

 

 

<中距離種目>

 

橋本英也選手
男子オムニアム

 

 

 

 

4選手は、東京オリンピックが1年延期となったことに対する想いや、大会に臨む意気込みをこのようにコメントした。

 

新田祐大選手

 

 

誰しもが憧れる東京オリンピックの、日本発祥のスポーツである「ケイリン」で、日本代表として選出されたことは、非常に誇り高いことだと思っています。

オリンピックが延期になったことは、自分に欠けている部分を成長させる1年にできるのではと思っています。
僕の持ち味である瞬発的な爆発力をもっと強化していきたいです。 

金メダル獲得だけを目指して、日々のトレーニングに尽力していきたいと思います。

 

 

脇本雄太選手

 

 

人生の中で東京オリンピックに巡り会えたことは、最高に恵まれたことです。
「ケイリン」の代表選手として、かけられる期待も大きいと思うので、それに応えていきたいです。 

(東京オリンピックが)1年延期になったことについて、
ブノアコーチの「強くなるために1年間の猶予ができた。世界選手権で金メダルに届かなかった部分の修正が、1年間なら間に合うだろう」という言葉が、モチベーションを上げました。

東京オリンピックでは金メダルを獲りたいです。
その目標を胸に、頑張っていきます。

 

 

小林優香選手

 

 

(東京オリンピックが)1年延期になったことは、正直少し残念な気持ちもありましたが、
「もう1年しっかり準備できる」と思って、コーチにも助けてもらいながら、トレーニングをしています。
一緒に練習する先輩たちの姿を見て、「自分も負けていられないな」という気持ちになり、奮い立たされました。 

私が競輪学校(現:日本競輪選手養成所)に入学した時に、東京オリンピックの開催が決定しました。
その時から、「東京オリンピックでメダルを獲ること」を目指して、8年間やってきました。

目標を達成できるように頑張りたいです。

 

 

橋本英也選手

 

 

オリンピックが1年延期になったことは、非常にチャンスだと思っています。
準備の期間が増えて、メダル獲得に近づくことができると思います。
常に感謝しながら、モチベーションを上げて、来年のオリンピックに(ピークを)持っていきたいです。 

オムニアムは4種目走りますが、最初の3種目で3位以内に入ること、
最後の種目のポイントレースでは、金メダルを獲れる位置で戦うことを目標に頑張っていきます。 

地元の岐阜県、大学時代を過ごした鹿児島県、今練習している静岡県の県民の方々をはじめ、新型コロナウィルで大変な医療関係の方々にも、感動を届けられるような走りをしていきたいです。

 

 

 

東京オリンピックは、2021年7月23日から開催予定。

1年後の大舞台で戦う日本代表選手に、今後も注目していく。

 

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