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KEIRIN報知 初の「養成所」早期卒業生 「菊」池の大輪!!咲かせます

2020.04.05

※この記事は2020年3月31日付けのスポーツ報知に掲載されたコラム「KEIRIN報知」です。

 

 

初の「養成所」早期卒業生 「菊」池の大輪!!咲かせます

 

日本競輪選手養成所を早期卒業した菊池岳仁(19)=長野・117期=に、競輪ファンの熱い視線が注がれている。
デビューからの連勝は「13」で止まってしまったものの、ナショナルチーム仕込みのスピードは一級品。
初の敗戦を喫した直後の平塚競輪場で、今までの感想や、これからの思いを聞いた。

 


挫折をバネに飛躍を誓う菊池。先行にこだわってS級昇格へ突き進む

 

〝早期組〟18連勝「寺崎さんは寺崎さん、自分は自分」

連勝13で止まるも
競輪界初の早期卒業生とあって、鳴り物入りでデビューした菊池。
うわさに違わぬ強さでチャレンジを卒業したが、1、2班戦では苦汁を飲まされた。
デビューから6場所目となる平塚FⅠの準決勝で、初の着外となる7着。
別線の激しいブロックを2度受ける厳しい展開になってしまい、懸命にペダルを漕いだが期待に応えられなかった。

「朝の練習から少し違和感があったのも確かですけど、それはいいわけになる。負けたということは、自分の力が足りなかったということ。この負けを、今後につなげていくことが大事だと思う」
と、19歳の若者は、レース後も気丈に振る舞っていた。

 

同時に早期卒業した寺崎浩平とは、嫌でも比較される。
片や、デビューから18連勝でS級へ特進。
これからデビューを迎える同期以上に気になる存在だ。

「よく言われますけど、自分は自分です。競走スタイルも違うし、寺崎さんは寺崎さん」。

徹底先行を貫く菊池と違い、寺崎はまくりも多用する。
すぐに結果が欲しい気持ちをグッと我慢して、先行して勝つという美学にこだわる。
挫折を乗り越えて、さらに成長した姿を次の開催から見せてくれそうだ。

(冨本慶介)

 


菊池は自転車整備にも余念がない

 

パリ五輪は夢 まずは本業ー脇本さんや滝澤さんのような先行で勝てる選手に

菊池に聞く

—デビューしてから3か月が経ちましたが、振り返ってみるとどうですか?

「やっと慣れてきた感じです。レースもそうですけど、宿舎での生活も最初は戸惑うことが多かった。先輩方との共同生活というのもありますけど、今までと違う環境でコンディションを整えることも難しかった」

 

—今までで大変だったことは?

「卒業してからデビューまで1か月しかなかったので、準備が大変でした。運転免許を高校生のうちに取っておいて良かった。今となっては、取りにいく時間がありませんから」

 

—初めての敗戦となった伊東FⅡの準決勝ですが?

「単純に自分の脚力が足りなかったですね。負けてしまったことはしょうがないので、この経験をこれからいかしていきたい」

 

—憧れや、目標としている選手は?

脇本雄太さんや、滝澤正光(養成所所長)さんのような先行で勝てる選手です。自分の気持ちとしては、先行で勝つことにこだわっていきたいですから」

 

—ゴールデンキャップの報奨金の使い道は?

「伊豆への引っ越し資金や、自転車の備品などに使いました。趣味に使う余裕はなかったですね」

 

—パリ五輪について

「もちろん五輪出場は、夢として持っています。ただ、まずは本業の競輪で結果を残したい。そのためにも早くS級に上がりたい。五輪に出られるような選手だと、周りからも認められる必要があると思いますから」

 

—今の目標と近況は?

「現在はナショナルチームBで、いい刺激をたくさんもらっています。新山響平さん、高橋晋也さん、小原佑太さんなど強い人たちばかりですから。練習環境も恵まれていますし、強くなるための舞台は整っていると思います。同期がデビューするまでに、S級へ上がることが今の目標です」

 

—独り暮らしには慣れましたか?

「なるべく自炊をするようにしています。ネットで作り方なんかを調べて、最近は、かに玉とか、ちゃんちゃん焼きを作りました。なるべく野菜を多めに取って、栄養が偏らないように工夫しているつもりです。養成所で学んだ栄養学も役に立ってますね」

 

—趣味や、休日の過ごし方は?

「休日はゆっくり過ごすことが多いです。本を読んでリラックスします。お気に入りの作家とかはいないので、本屋さんのおすすめとかを適当に読んでます。後は、寝ることかな」

 

—最後に読者へメッセージをお願いします

「注目されることは嫌いじゃない。自分に関心を持ってもらうことは、プロの選手としてありがたいことだから。前、前に攻める積極的な競走を見てほしい。A級でもS級でも、自分らしいレースができればと思っています。みなさんの期待に応えられるよう精進していきますので、ご声援よろしくお願いします」

 

菊池岳仁(きくち・たけと)
2000年6月7日、長野県生まれ、19歳。
学生時代はスピードスケートで活躍。
日本競輪選手養成所117期生。
デビューは20年1月の岐阜FⅡ。師匠は等々力久就(98期)。
身長171センチ。体重71.8キロ。
 

 

プレゼント
 
菊池岳仁選手の直筆サイン色紙=写真=を、スポーツ報知読者1人にプレゼント。
 

 
希望者は、はがきに〒住所、氏名、年齢、職業、KEIRIN報知に対するご意見を明記の上、
〒108—8485
報知新聞社編集局レース部競輪班「菊池選手サイン係」まで。
締め切りは2020年4月11日必着
当選者の発表は発送をもって代えます。
 

 

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