【ジャパントラックカップ・2日目リポート】未来の競輪選手候補!?中石湊選手に注目

2022.07.29

けいりんマルシェをご覧のみなさま、こんにちは。

日刊スポーツの山本幸史です。

 

ジャパントラックカップⅠは2日目が終了。

初日に比べるとご家族連れの観客も増えてきました。

 

当日の健康状況を報告する必要はありますが、ベロドロームは入場無料です!

 

 

2日目は男子スプリントで未来の日本を担うジュニア選手に注目してみました。

 

中石湊(なかいし・みなと)選手は現在、函館大谷高の3年生。

今回はナショナルチームや海外勢も参加するエリートに参戦しています。

 

「出てもいいよと言ってもらえたので、いい機会だと思って参加しました」。

 

中石選手は、ジュニアの日本代表として、今年6月のアジア選手権でスプリントで優勝。

1キロメートルタイムトライアルとケイリンでもメダルを獲得。

「大きな目標はジュニアの世界選手権で優勝すること」と言い切ります。

 

函館大谷高では、元選手の大森芳明さん(大森慶一の父)が指導し、今年ジュニアの短距離アドバイザーに就任した新田祐大も目をかけている逸材です。

 

男子ケイリンでは準決勝まで進み11位。

さらに、この日のスプリント予選の200メートルタイムトライアルでは、ジュニア日本新記録となる10秒171をマーク。

 

1回戦で寺崎浩平に敗れましたが、「(同世代の)国内では味わえない速さを味わえた」と、世界選手権を前にハイレベルな戦いを経験でき満足そうでした。

 

新田も「ジュニアがエリートで戦うのはレベルが高いから、ケイリンやスプリントも予選を通過するのは難しいと思っていた。今日のタイムもまだ完璧に走れていない」と、さらなる成長を期待していました。

 

また、対戦し、スプリントを優勝した寺崎浩平も「高校生で10秒1を出すなんて僕の時代では考えられない。次の世代が育って欲しい」とエールを送っていました。

 

 

気になる日本競輪選手養成所受験については「今年受験します」ときっぱり。

まずは来週からのインターハイ、そしてジュニア世界選手権での優勝を目指す中石選手。

 

未来の競輪選手、そして日本代表に、今から注目しましょう!

 

 

2022ジャパントラックカップⅠ

2日目(7月29日)

競輪選手のレース結果

 

◆ 女子ケイリン

優勝:佐藤水菜選手

3位:太田りゆ選手

 

 

◆ 男子スプリント

優勝:寺崎浩平選手

3位:太田海也選手

 

 

◆ 女子オムニアム

優勝:内野艶和選手

 

◆ 男子マディソン

優勝:窪木一茂選手・今村駿介選手

2位:橋本英也選手・兒島直樹選手

 

 

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日刊スポーツ 山本幸史

競輪記者歴13年半

 

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