GⅠ『高松宮記念杯』検車場リポート
2020.06.29
そしていよいよ、決勝レース。
ゴール前、選手たちが発する“雄叫び”に注目してください。
※レースダイジェストの、1:00あたりから
無観客だからこそ聞こえる、魂の叫び!!
そして、闘志が全面に押し出された選手たちのこの表情!
戦いの凄まじさが伺えます。
この激しい戦いを制したのは
脇本雄太選手
東京オリンピック 自転車トラック競技の日本代表に内定し、今年初めての競輪レース。
「緊張した」と話しながら、『高松宮記念杯競輪』で23年振りの “完全優勝※”。
※脇本選手は、出場した4日間のレースを全て1着でゴール。
強すぎて、訳が分かりません!笑
レース後、わたしは脇本選手とお話しすることができました。
Q:期待を背負っての完全優勝をした気持ちをお聞かせください
東京オリンピックの日本代表に内定して、競輪を走る時点で、「少なくとも優勝しなくちゃいけない」っていう気持ちになっていたので、期待に応えられて、正直ホッとしました。
Q:いま、いちばんしたい事はなんですか?
僕自身、近畿(地区)の仲間たちに会うのが半年ぶりだったんです。
だから、みんなと色んな話がしたいです。
本当はみんなでお酒を飲みたいですけど…(笑)
でもこの(コロナの)状況なんで。
今はグッと堪えて、静岡に帰ります。
異次元の強さで優勝した脇本選手が口にしたのは「近畿の仲間への想い」でした。
それを聞いて、心が温まりました。
脇本選手は、7月のGⅡレース『第16回サマーナイトフェスティバル』、8月のGⅠレース『第63回オールスター競輪』に出場予定。
競輪での次なる“野望”は、「グランドスラム※」だそうです!
※6つあるGⅠレースを全て制覇すること
実現できることを願います。
わたしも“その瞬間”を生で見られるように、今後もGⅠレースの取材へ行きたいと思います!
勝者の裏には必ず敗者がいます。
今までに見たことの無い「落胆の表情」で検車場に戻ってきた選手がいました。
松浦悠士選手
今年から初めてS級S班の選手となり、現在は競輪界を席巻していると言っても過言ではない選手です。
「ただただ悔しい…」と悔しさを露わにしたものの
「あと2回あるんで※」とリベンジを固く誓っていました。
※脇本選手が出場予定の7月のGⅡレース『サマーナイトフェスティバル』、8月のGⅠレース『オールスター競輪』
無観客の中でも、選手たちのアツい闘志は全く変わっていません。
わたしは取材していて、久しぶりに心が震える4ヶ月振りのGⅠレースとなりました。
もう6月も終わり、『KEIRINグランプリ2020』に向けた後半戦が始まります。
どんな戦いが繰り広げられ、グランプリの舞台にはどの9選手が立つのでしょうか!?
けいりんマルシェでは引き続き、ビッグレースの舞台裏に注目していきます!
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