ファン投票1位の期待に応え古性優作選手が優勝! GⅠ『オールスター競輪』

2024.08.19

8月18日(日) 神奈川県の平塚競輪場で、『第67回オールスター競輪』の決勝が行われました。

この開催の特徴は出場する135選手のうち50選手がファン投票の上位から選ばれること。

 

優勝したのは、ファン投票で1位に選ばれた古性優作選手(大阪・100期)!

多くのファンの期待に応え、自身が初めてGⅠを制した『オールスター競輪』で3年ぶり2回目の優勝を飾りました。GⅠでの優勝は、これで通算7回目となります。

決勝では、連携した窓場千加頼選手(京都・100期)の後ろから出た古性選手が“差し切って”1着でゴール。窓場選手も2着に残り、近畿地区の同期がワンツーゴールする決着となりました。

 

黒の2番車が古性優作選手、ピンクの8番車が窓場千加頼選手

 

古性選手のコメント

同期の(窓場)千加頼とワンツーを決められてうれしいです。

競輪学校(現・日本競輪選手養成所)にいた頃、強すぎる千加頼の姿を見て、「追い越したいな」と思いながら頑張ってきました。そんな相手とワンツーを決められて本当によかったです。

レースでは、千加頼がものすごい加速スピードで行ったので、前にいた“北日本ライン”(新山響平選手 ― 佐藤慎太郎選手 ― 守澤太志選手 ― 渡部幸訓選手)を乗り越えるなと思いました。(佐藤)慎太郎さんの“ブロック”もすごかったので、そこから外に“踏んで”、ゴールをめざしました。

お客さんの声援がすごくて、「ここで優勝したら気持ち良いだろうな」と思いました。今年はふがいないレースばかりで、GⅠの決勝で結果を残せていなかったので、優勝できてうれしいです。

これからも応援してもらえるように頑張ります。

 

 

 

【レース結果】

『第67回オールスター競輪』決勝
8月18日(日) 平塚競輪場 第11レース

1着 2番車 古性優作選手(大阪・100期)
2着 7番車 窓場千加頼選手(京都・100期)
3着 9番車 新山響平選手(青森・107期)
4着 8番車 松井宏佑選手(神奈川・113期)
5着 3番車 佐藤慎太郎選手(福島・78期)
6着 1番車 郡司浩平選手(神奈川・99期)
7着 4番車 守澤太志選手(秋田・96期)
8着 6番車 渡部幸訓選手(福島・89期)
9着 5番車 眞杉匠選手(栃木・113期)

 

 

 

【優勝した古性優作選手とは?】

 

1991年2月22日生まれ、大阪府大阪市出身

ホームバンクは岸和田競輪場

古性優作選手のGⅠ初優勝は2021年の『オールスター競輪』。同年末には初出場した『KEIRINグランプリ』でも優勝し、賞金王として台頭しました。

2022年は『読売新聞社杯全日本選抜競輪』、『高松宮記念杯競輪』でGⅠを2回優勝。

2023年は『読売新聞社杯全日本選抜競輪』、『高松宮記念杯競輪』で連覇を達成、さらに『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』を制し、1年でGⅠを3回優勝するすさまじい活躍を見せました。

今年も全てのGⅠ、GⅡで決勝に進出。年間を通して安定した強さを見せる古性選手は、ファンから厚い信頼を得ています。

今回の優勝で、『KEIRINグランプリ2024』の出場権を獲得。勢いに乗った古性選手の、残る3つのビッグレースとグランプリでの活躍に期待が高まります!

 

■古性優作選手の詳しいプロフィールや出走情報はコチラ

 

 

今年、これまでのGⅠを優勝し、すでに『KEIRINグランプリ2024』の出場権を獲得しているのはこの4選手。

郡司浩平選手(神奈川・99期):『読売新聞社杯全日本選抜競輪』優勝

平原康多選手(埼玉・87期):『日本選手権競輪』優勝

北井佑季選手(神奈川・119期):『高松宮記念杯競輪』優勝

古性優作選手(大阪・100期):『オールスター競輪』優勝

 

 

2024年8月19日時点の獲得賞金ランキング

次回のビッグレースは、9月13日(金)〜16日(月・祝)に宇都宮競輪場で行われるGⅡ『第40回共同通信社杯競輪』。

引き続き『KEIRINグランプリ2024』の出場権獲得争いに注目です!

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