11月19日(火)〜 24日(日) 福岡県・小倉競輪場で今年最後のGⅠ『第66回朝日新聞社杯競輪祭』が行われます。

今開催は、第1レースが15:03、最終第12レースが20:30（最終日の24日のみ20:40）発走予定の“ナイター開催”。

開催終了後には選考委員会が開かれ、年末に行われる頂上決戦『KEIRINグランプリ2024』に出場する9選手が決定します。

すでにグランプリの出場権を獲得しているのは、GⅠで優勝した4選手

・郡司浩平選手：『読売新聞社杯全日本選抜競輪』

・平原康多選手：『日本選手権競輪』

・北井佑季選手：『高松宮記念杯競輪』

・古性優作選手：『オールスター競輪』『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』

残る5選手のグランプリ出場が今開催で決定！

優勝選手はグランプリ出場権と優勝賞金4,700万円を獲得。決勝2着は2,372万円、3着は1,550万円、4着は1,131万6,000円と上位に入着すると高額な賞金を獲得できるため、賞金ランキングが前後する可能性も十分に考えられます。

11月15日現在、グランプリ出場のボーダーラインである賞金ランキング9位は岩本俊介選手。獲得賞金は7,683万9,274円で、10位の深谷知広選手との差は約500万円。

11位の吉田拓矢選手、12位の窓場千加頼選手は、獲得賞金がどちらも6,800万円台後半で、9位の岩本俊介選手との差は約800万円と混戦。

決勝進出と賞金の上乗せを狙い、激戦となることは必至！6日間、目の離せない開催です。

■2024年11月15日現在の賞金ランキング

けいりんマルシェ編集部は、松浦悠士選手（広島・98期）に注目。

2019年から5年間、『KEIRINグランプリ』に出場。昨年末には悲願だった『KEIRINグランプリ2023』を制した松浦選手。

しかし今年は年初から体調を崩し、3月の『ウィナーズカップ(GⅡ)』で落車。6月の『高松宮記念杯競輪(GⅠ)』は失格、8月の『オールスター競輪(GⅠ)』でも落車失格と不振が続いています。

賞金ランキングは現在18位。“グランプリの出場権”を獲得するためには優勝するしかない“崖っぷち”の状況です。

9月以降は復調の兆しも見えてきており、岐阜記念（GⅢ）で優勝。10月の熊本記念（GⅢ）は決勝2着（準優勝）となりました。

松浦選手が初めてGⅠを優勝したのが、2019年の『競輪祭』。ここで復活の優勝を果たし、6年連続のグランプリ出場を決められるか！？注目です。

『KEIRINグランプリ2023』優勝時

■松浦選手の詳しいプロフィールや出走情報はコチラ

現在48歳、佐藤慎太郎選手（福島・78期）にも注目です。競輪界最上位ランクのS級S班に5年連続で在籍。2019年は13年ぶりに出場した『KEIRINグランプリ』で優勝。それからは毎年、賞金ランキングで上位にランクインし、“グランプリの出場権”をつかんできました。

そんな佐藤選手のセリフが「限界？　気のせいだよ！」

年齢を重ねてもなお第一線で戦い、ファンを盛り上げ続ける佐藤選手の活躍に期待しましょう。

『競輪祭』の勝ち上がり

出場全選手が、予選スタート。

初日（11月19日）から3日目（11月21日）まで、「一次予選1」「一次予選2」に出走し、各レースの着順によってポイントを獲得。2レースの合計ポイントにより、4日目（11月22日）に進出するレースが決まります。

「一次予選」の合計ポイントの上位9選手は、準決勝進出も決定する「ダイヤモンドレース」に勝ち上がります！

■初日〜3日目(11月19日〜21日)

ポイント上位9選手が「ダイヤモンドレース」に進出

ポイント10位〜36位の27選手が「二次予選A」に進出

ポイント37位〜63位の27選手が「二次予選B」に進出

■4日目(11月22日)

「ダイヤモンドレース」を1レース実施

出場全選手が「準決勝」に進出

「二次予選A」を3レース実施

1着から4着の選手が「準決勝」に進出

「二次予選B」を3レース実施

1着・2着の選手が「準決勝」に進出

■5日目(11月23日)

「準決勝」を3レース実施

1着から3着の選手が「決勝」に進出

■最終日(11月24日)

「決勝」で1着の選手が優勝

優勝する選手は誰なのか？

そして、『KEIRINグランプリ2024』の出場権をつかむ選手は誰になるのか！？

6日間の熱い戦いをお見逃しなく！

日程：11月19日(火)〜24日(日)

決勝：11月24日(日) 第12レース 20:40発走予定

場所：小倉競輪場

■小倉競輪場の公式ホームページはコチラ