寬仁親王牌(GⅠ)決勝の舞台裏に潜入!

2019.10.20

10月11日(金)〜15日(火)、GⅠレース『第28回 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』が前橋競輪場で行われました。

 

12月30日(月)に行われる、頂上決戦『KEIRINグランプリ2019』の出場権をかけた戦いも終盤戦に突入。

 

決勝が行われた最終日、編集部かおりが検車場に潜入しました!
オトコたちのアツイ戦いの舞台裏をリポートします。

 

 

 

 

あれ?今までと違う!?

この検車場リポートは、『KEIRINグランプリ2018』、5月のGⅠレース『日本選手権競輪』と今回で3回目。
毎回かなり、ビクビクしながらのリポートですが、もちろん今回もビビってました…

 

毎回何にビクビクしているかというと、「決勝前のあの独特な緊迫感」です。

 

スポーツを一切やったことのない私でも、決勝前の選手たちの“気軽に話かけるなオーラ”は伝わります(汗)

 

 

 

今回はいつもより早めに検車場へ入りました。

 

 

すると、目の前には笑顔の木暮安由選手の姿が。

 

 

今回は地元・前橋での決勝レース。
木暮選手ですら、あの“気軽に話かけるなオーラ”を出すものだと思っていました。

 

 

これまた笑顔の中川誠一郎選手

 

 

 

 

決勝レース前の和田健太郎選手すらもにこやかな笑顔。

 

 

 

あれ?今までと違う!?
みんな笑顔じゃん!

 

そっか、今回決勝に進出した選手は、“気軽に話かけるなオーラ”を出さないタイプの選手なのか!と、心のなかで納得しました。

 

 

箱に入った2,940万円

検車場の中には、選手が賞金を受け取る「賞典室」がありました。
お願いして覗かせてもらうと…

 

あっ!!!!!

 

 

 

 

2, 940万円(優勝賞金)発見!!!!
※副賞含む

 

これ、お煎餅?の入っていた箱じゃない!?(驚)
スゴイな競輪…

 

積み上げられた札束は、やっぱり人を興奮させる力があります。
わたしは一人で大興奮していました。

 

 

やっぱりそうですよね…

決勝1時間前

 

出場選手がウォーミングアップをしたり、集中しはじめました。

 

 

先ほどとは空気が一変。
選手たちの表情には、笑顔なんかひとつもありません。

 

 

やっぱりそうですよね…
出てましたよ、“気軽に話かけるなオーラ”

 

(写真左から)和田健太郎選手、園田匠選手、清水裕友選手

 

 

さっきまではみんな、笑顔だったのに…
「スイッチが切り替わる」という言葉を目の当たりにしました。

 

 

 

 

“気軽に話かけるなオーラ”を出さないタイプ!?

 

とんでもない。大変失礼いたしました…(汗)

 

 

 

 

出走前、自転車のまわりに塩を撒いている選手がいました。
お清めの意味で、選手によっては撒くそうです。

 

 

謙虚にして驕らず

優勝したのは、村上博幸選手
GⅠレースの優勝は2014年2月の『読売新聞社杯全日本選抜競輪』以来、5年振り3度目です。

 

村上選手、おめでとうございます!

 

 

 

2着の三谷竜生選手、3着の清水裕友選手の表情からは、悔しさがにじみ出ていました。

 

 

 

 

レース後、優勝した村上選手の記者会見に出席したわたしは「人生初の質問」をぶつけてみました!

 

 

現在40歳、ケガもあった2019年。

 

「GⅠを獲れると思っていなかった」
「家族、仲間のサポートに感謝」
「年齢的にも気を抜けない。競輪を研究し続けて自分自身と闘う」と話す村上選手。

 

その言葉すべてが謙虚で、驕りがなかったのが印象的でした。

 

 

会見中、記者からのすべての質問に丁寧に答えていた村上選手。

 

いよいよわたしが質問する順番がきました(かなりドキドキしてました)

 

わたしは「レースが終わった今、何がしたいですか!?」と元気よく質問!

 

「はやく一人になりたい…」と力なく答えてくれました(苦笑)

 

 

 

村上選手、本当におつかれさまでした!
「『KEIRINグランプリ2019』も応援しています!」とお伝えして、わたしの寬仁親王牌の検車場潜入は終了しました。

 

 

次のビッグレースは11月19日(火)〜24日(日)、
いよいよ年内最後のGⅠレース『第61回 朝日新聞社杯競輪祭』です!!

 

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