11月3日(火・祝)は、防府競輪場で『第2回ガールズフレッシュクイーン』が開催！

このレースは4月に開催予定だったが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で開催延期に。

10月31日(土)から行われるGⅢ防府記念『周防国府杯争奪戦』の最終日の第6レースに開催されることとなった。

『ガールズフレッシュクイーン』は昨年から始まった単発レースで、デビュー2年未満・選考期間内（2019年7月〜2019年12月）の平均競走得点上位7名のガールズ選手が出場できる“若手ガールズの頂上決戦”と言えるレースだ。

今回は114期（2018年デビュー）と116期（2019年デビュー）から、この7選手が出場。

佐藤水菜選手（114期・神奈川県）

柳原真緒選手（114期・福井県）

比嘉真梨代選手（114期・沖縄県）

野本怜菜選手（114期・埼玉県）

吉岡詩織選手（116期・広島県）

久米詩選手（116期・静岡県）

山口伊吹選手（116期・長崎県）

※期別、各期競走得点順に記載（10月27日現在）

その中で今回は、佐藤水菜選手と柳原真緒選手に注目。

共に2年連続の出場で、現在※競走得点トップ2の優勝候補筆頭だ。
※2020年10月27日現在。佐藤選手が1位、柳原選手が2位。

競輪学校（現：日本競輪選手養成所）時代から切磋琢磨してきたという同期の2人。

お互いに対する想いやレースへの意気込みを話してもらった。

———良いライバル関係

佐藤水菜選手（以下、佐藤）：競輪学校（現：日本競輪選手養成所）時代、真緒さんに全然勝てませんでした。
卒業記念レースも負けましたし！（柳原選手が優勝、佐藤選手は決勝3着）

「真緒さんが強い」って分かっていたから、「どうにか勝ちたい」ってずっと思っていました。

柳原真緒選手（以下、柳原）：デビュー後は水菜が先を行ってしまいました。
初優勝・ガールズコレクション出場・通算100勝・（ガールズ）グランプリ出場…

最初は悔しかったんですけど、いまは「自分のペースでやっていけばいつか追いつける」と思えるようになりました。

本当に良いライバル関係です。

———1年前から成長したこと

佐藤：昨年の競輪祭（『ガールズグランプリ2019トライアルレース』）でぎっくり腰になってから、今年の2月までは思うような練習はもちろん生活すらままなりませんでした。
でもこの事が、日常生活での姿勢やケアなどを見つめ直すいい機会になりました。

7月からはナショナルチームの練習に参加することになり、今まで自分ではできなかったトレーニングもするようになり、脚力もつきました。

生活面もガラッと変わり、レースやトレーニングの考え方において成長したと感じています。

柳原：「冷静に、落ち着いて走ること」を課題としていました。

昨年まではほとんど先行で、自分のタイミングでレースが動いていたことも多かったのですが、今年は捲りもするようになりました。

「レースの流れを見ながら冷静に走れるようになったこと」が成長できた部分だと思っています。

今年は初めて『ガールズケイリンコレクション』に出ることができました。
※9月『ガールズケイリンコレクション2020伊東温泉ステージ』
スタート前から通常開催とは全く違う雰囲気がありましたね。

大舞台で勝てる実力はまだありませんが、その中でもしっかり力を出し切れたと思っています。

「楽しかった！またああいう舞台に出たい！！」っていう気持ちが強くなりました。

———『ガールズフレッシュクイーン』への意気込み

佐藤：真緒さんをはじめ他の選手を意識しすぎずに、しっかり自分の走りをして優勝することが目標です。

でも真緒さんはダッシュタイプでキレッキレの走りをするので、要注意しながら卒業記念レースのリベンジを果たしたいです！

柳原：目標は、もちろん優勝です！

水菜は、いちばん意識する相手です。
前回の西武園（『6R制ガールズケイリン』）で何もできずに負けてしまったので、まずは「出し切ること」を考えています。

———読者へメッセージ

佐藤：いつも応援ありがとうございます！

一生懸命頑張りますので、誰かのついででもいいので笑

応援よろしくお願いします！

柳原：年末（ガールズグランプリ）で走れる選手になれるよう、まだまだ成長し続けます！

応援よろしくお願いします！

「バチバチに戦ってきます！！」と笑顔で話す２人が、レースを盛り上げてくれること間違いなし！

“フレッシュクイーン”の称号を獲るガールズは誰なのか！？

『第2回ガールズフレッシュクイーン』は、11月3日(火・祝)、防府競輪場 第6レースに開催です！！！