寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ)で注目するベテラン選手!

2022.10.13

こんにちは、太田理恵です。

10月20日から前橋競輪場で寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ)が始まります!

 

年末のグランプリに向けて、非常に重要なGⅠとなりました。

今年はGⅠで優勝したのは、脇本雄太選手・古性優作選手の2名のみ。

つまり、いつも以上に賞金争いの枠が激しくなるということです。

 

現在の獲得賞金ランキングは接戦。(2022/10/12現在)

今回は10位の成田和也選手と13位の荒井崇博選手に注目しました!

 

2人とも40代ですが、今回の“寬仁親王牌”(GⅠ)の結果次第では、グランプリの出場も狙える位置にいます!

最近は若い選手の活躍も目立っていますが、年齢に関係なく活躍できるというのが競輪の魅力のひとつ

それを感じることのできるランキングになっています。

 

 

10位の成田和也選手は2003年にデビューし、過去には下記のGⅠで3回の優勝を誇ります!

2011年:SSシリーズ風光る(GⅠ)

2012年:日本選手権競輪(GⅠ)

2013年:高松宮記念杯競輪(GⅠ)

 

2011年から2013年にはKEIRINグランプリにも出場した実力者。

中でも2012年の“グランプリ”では、東北3車のラインの3番手でしたが、先頭の佐藤友和選手が車体故障になり早々にレースを棄権するアクシデントもあったレース。

番手だった山崎芳仁選手の捲りに乗り、最後は内のコースを突いて優勝した村上義弘選手にタイヤ差まで迫りました。

 

わずかに届かずの2着でしたが、成田選手の強さを感じられるレースなので、ぜひ観てください!

京王閣競輪場YouTube:KEIRINグランプリ2012

※ちなみにその2012年のグランプリで優勝した村上義弘選手は先日引退を発表しました。

そのグランプリでは、村上選手はレースの2週間前に骨折しましたが見事優勝を果たしました。

 

その後は成績を少し落としていましたが、昨年から活躍が目立っています!

 

昨年8月のオールスター競輪(GⅠ)は地元福島での開催でした。

準決勝では深谷知広選手が先行、番手は佐藤慎太郎選手、そして成田選手は3番手。

 

点数上位の2選手の後ろを回りましたが最後は内のコースを突いて、3番手から突き抜けての1着!

このレースは、観ていて思わず声が出たのを覚えています。

 

今年もGⅠをすでに4回全て走っており、そのうち3回は決勝に乗っています。

残り2つのGⅠ(10月の“寬仁親王牌”と11月の競輪祭)にも出走予定で、グランプリを狙えるチャンスも十分

9年ぶりのグランプリ出場を見たいです!

 

 

そして13位の荒井崇博選手は1999年にデビューし、2001年のヤンググランプリで優勝

そして先月、500を達成しました!

これだけ勝率が高い荒井選手ですが、実は特別競輪での優勝はヤンググランプリのみ

※500勝を達成したのは歴代でも約40名しかいません。

 

今年はGⅠを4回全て走っており、そのうち2回は決勝に乗っています。

日本選手権競輪(GⅠ)の決勝インタビューでは「40歳を超えてから開き直れたのが良かった」と話していました。

40代になってから2年かけて肉体改造に着手。

「観客の声援も年を重ねてからの方が多い」と話していて、印象的でした。

競輪は年齢を重ねても活躍できることを改めて実感しました。

 

昨年11月に行われた地元の武雄GⅢでは上田尭弥選手の先行の番手から【番手捲り】をした松岡辰泰選手を捲り切って優勝

地元での強さを感じられる会心のレースでした。

 

今年のレースで印象に残っているのは、サマーナイトフェスティバル(GⅡ)の準決勝。

太田竜馬選手の先行の3番手で【番手捲り】をした山田英明選手を追走し、最後は山田選手をかわしての1着となりました。

このレースはSSの3名が着外となり、3連単は142,290円とかなり高配当となりました!

 

荒井選手も今年の残り2つのGⅠ(10月の寬仁親王牌と11月の競輪祭)にも出走予定。

グランプリを狙えるチャンスも十分!

 

年を重ねても活躍できることを証明してくれた荒井選手。

グランプリで活躍する姿が見たいです!

 

 

 

PROFILE
太田理恵
(おおた りえ)

 

誕生日:1992年6月22日
出身地:東京都
血液型:B型
身長 :165cm
東京大学大学院卒
ミス・ワールド2014・2015・2020日本大会 特別賞
東京スポーツ ミッドナイト競輪アンバサダー

 

 

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